【カーネーション】第103回(2/4)「同じ道」
明日(2/5(日))、NHKアーカイブスで『生涯青春“カーネーション”越野綾子の生涯』をやる予定だそうです。
NHK総合 2月5日(日)PM1:50~3:00
ドラマとはどれだけ違うのか、本当の生涯を見てみたいと思います(^^)
また、2月6日(月)『鶴瓶の家族に乾杯』に、栗山千明さん(奈津役)が出演予定だそうです。
NHK総合 2月6日(月)PM8:00~8:43
奈津、またドラマにも登場して欲しいです♪(^^)
さて、今日の『カーネーション』、直子が洋裁の道に進んだのは原口先生のせい?の巻でした(^^;)
かつて、優子が大阪の洋裁学校から東京に行くつもりになったのも、原口にスタイル画を送って、才能があると言われて舞い上がった結果でした。
今度の直子も原口から才能を見込まれて焚き付けられたよう(^^;)
やはり皆、自分の才能を見込まれるのは嬉しいのでしょう♪
ただ、一番、直子の才能に気づいていたのは、優子かもしれません。
だからこそ、直子の東京行きに、泣いて反対したのでしょうね(^^;)
一緒に暮らすのは絶対嫌やと。
もう先日のような標準語ではなく、岸和田弁だったので、余計に本気なのだと分かりました。
今日、一番好きだったのは、優子が「洋裁はうちの道や」と言ったのに対して糸子が言った言葉です。
糸子「うちの道て、一人しか通れん道ちゃうがな。
一緒に仲良う目指したらええやろ」
本当に、姉妹で仲良く目指したらいいと思います。
でも、同じ道だとライバルになってしまうので、辛い事も多いでしょうね。
先日も言いましたが、浅田真央ちゃんのお姉さんもきっと似た状況だったのではないでしょうか?(^^;)
自分が最初に始めたのに、妹に超えられるのは辛いでしょう(^^;)
姉妹はライバルですが、優子と直子、ここまで負けん気が強いと、親は大変ですね(汗)
全然違うテニスで一人、頑張っていて、食い気の旺盛な聡子ちゃんが私は好きです♪(^^)
姉達が2人とも洋裁の道に行く事になっても、全然、気にしないで、北村さんの食べ物を貰う事しか考えていませんでした(笑)
こんな調子で、聡子も将来デザイナーの道に行くなんて、今の状況ではとても思えないです(笑)
私は、負けん気が強くないので、聡子のようなタイプが好きです♪(^^)
聡子は姉達に勝つ気はなくて、姉と一緒の道だとラクだから将来その道に行くのかも?(笑)
最初から勝つ気がなければ、同じ道ならラクですよね?(^^)
それでは、直子が画家を目指すのを辞め、東京行きと洋裁の道を決意するまでに到った今日の話を最初から振り返ります。
昭和32年(1957年)11月、原口先生が何かのついでに、小原家にやってきました。
千代は驚いて、「結婚の申し込みに来たとちゃうやろか?」と舞い上がりました。
いくらなんでも、それはないでしょう(^^;)
直子でも否定しました(笑)
そして、夕食をご馳走しました。
原口「皆さん、よ~く覚えておいて下さい。
デザインの力というのは、これはもう物凄いものなんですねえ」
原口は話に夢中になってしまい、気づいた時は夜中の2時。
小原家に泊まって行く事になりました。
その泊まる部屋に、たまたま直子の大賞を取った絵があり、その絵を見て感動♪
他にも直子の絵を見て、明け方まで直子は原口と絵の話をしました。
翌日、壁に傷があるのを見つけて、原口が、セメントを塗って直してくれました。
それを見に来て、直子は原口と話しました。
原口「君は高校を出たら、どうするんだい?」
直子「美大に行きます」
原口「美大か・・・だけど、お母さんの後を継ぐなら美大は遠回りじゃないかい?
お姉さんのように、服飾の専門学校に進んだ方が早いよ」
直子「後なんか継ぎません。
うちは画家になるんです」
原口「そうか。そりゃ、悪かったね。
君は服よりも絵が好きって事か」
直子「いや、そういう訳でもないけど・・・
店はもう姉ちゃんが継ぐってカッコつけてるし・・・」
原口「そうか。なるほど。
じゃあ、継がないで、自分の店を持てばいいじゃないか」
直子「え?」
原口「それもそれで格好いい」
直子「先生・・・」
原口「うん?」
直子「もし、うちが東京行ったら、教えてくれますか?」
原口「うん。いいよ」
これで、直子も目指す道が絵描きから洋裁に変わりました(^^)
いい先生に出会えて良かったのか・・・
姉と同じ道を目指す事になりました。
原口を皆で見送り、直子は怖い顔で見送りました。
語り「直子はほんまに嬉しいと、笑ってんのか、怒ってんのか、分からんようになる事があって、こん時はどっちか分かりませんでした。
やっとどっちか分かったんは、その夜」
居間で糸子達がテレビを見ているところに直子が来て、正座しました。
直子「お母ちゃん、高校卒業したら、東京に行かさせて下さい」
糸子「はあ?」
直子「お姉ちゃんと同じ高校に入って、原口先生のご指導を受けたいと思てます。
お願いします」と頭を下げる。
糸子「そら、まあ・・・ええけど」
直子、にやっと笑う。
語り「そないして笑ろた時でした」
直子が嬉しいと怒ったような顔をするというので、本当のコシノジュンコさんを思い出しました(笑)
あの方も怒ったような顔が多くて、あまり笑わないですよね(笑)
直子の笑い、不気味で良かったです♪(笑)
喫茶店で、直子は北村にも報告しました。
聡子ちゃんも一緒でしたが、深刻な話とは関係なく、いつも通り食べるのに夢中で、可愛かったです♪(^^)
北村「何じゃ、おまえら?
お前ら2人ともよう、『死んでもお母ちゃんの後なんか継ぐか』ゆうちゃあてんけ。
せやけど、あれやぞ、よう考えよ。
おかんとおねえと一緒の道っちゅう事は案外きつい話やど。
一遍同じ土俵に立ったらな身内やゆうても、お互い敵になるっちゅう事やさかいな。
おかんともおねえとも、いつか闘わなあかん日が来るかもしれんど」
直子「かまへん」
北村「ちっとは、離れちゃあった方が気いは楽ちゃうか?」
直子「そら、楽かもしれんけど・・・
楽ちゃう方が・・・面白い」
聡子、北村のホットケーキ?を貰って食べました♪(笑)
直子は、絵でも大賞を取って優子より上だったから、姉に勝つ自信があるのでしょうね(^^;)
昭和33年(1958年)元旦。
静子が子供を連れて里帰り。
優子も里帰りしていて、糸子が直子の東京行きを話し、一緒に住むよう言いました。
でも、優子は「嫌や。困る」と反対。
優子「大体、あんたは絵描きになるんやったんちゃうんけ?!」
糸子「何やしらん。考え変えよったんや」
優子「何で今更、洋裁なんか始めるんよ。
洋裁はうちの道や!」
糸子「うちの道て、一人しか通れん道ちゃうがな。
一緒に仲良う目指したらええやろ?」
優子、涙ぐんで「嫌や、嫌や・・・絶対、嫌や・・・」
糸子「はあ? 何がそこまで嫌なんや?」
直子「姉ちゃんはな、うちの才能が怖いんや」と勝ち誇った顔。
糸子「はあ?」
優子、食べかけのみかんを投げつけ、飛び出して行く。
語り「優子が笑ろたら、直子が泣き、直子が笑ろたら、優子が泣く。
お父ちゃん、おばあちゃん、勝さん、手に負えんわ・・・」
ライバルで切磋琢磨して、これから益々、才能を伸ばしていくのでしょう。
「楽ちゃう方が面白い」と言いましたが、姉の開拓してくれた道を行くだけなので、妹はラクで得だなあと思います(^^;)
それで追い抜かされてしまうのだから、姉は辛いでしょう。
それでは、また来週♪(^^)
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