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2012年10月18日 (木)

【相棒season11】第2話感想と視聴率「オークション」

(『相棒Eleven』、『相棒11』第2話)(ネタバレあらすじ・感想)

「オークション」

甲斐享(仇名:カイト)(成宮寛貴)に相棒が変わって、2話めです。

第2話の視聴率は、初回の19.9%より下がって、17.3%でした。

初回は注目されるので、第2話が少し落ちるのは仕方ないでしょう。

 

殺した犯人、オークションハウス「ホワイトグラブズ」の代表取締役、坂巻百合子(岡まゆみ)かと思いましたが、早々に否定。

脇役の「ホワイトグラブズ」の骨董担当のスペシャリストの川南でした(^^;)

殺害理由は、オークションに偽物を出品するなんて、スペシャリストとして、それだけはしたくなかったから。

ちょっと無理矢理、彼を犯人にしたような感じでしたが・・・(汗)

犯人はどうでもよかったです(^^;)

それより、カイト参加のオークションと、捜査一課トリオとカイトの絡みが楽しかったです♪(^^)

 

皆、右京さんがなぜカイトを特命に指名したのか、想像しました。

 

内村「おまえの魂胆は分かっている。

 警察庁次長の息子を人質にしておけば、おまえがまた何かしでかしても特命係の処分は甘くせざるをえないという姑息な計算だろう」

右京「そのような事は露ほどにも考えていなかったのですが、言われてみれば確かに。

 なるほど・・・なるほど」

 

角田課長にカイトが聞きました。

 

角田「そりゃあ、名前のせいだろう。

 おまえの一人前が神戸尊(たける)。その前が亀山薫(かおる)。

 で、おまえが甲斐享(とおる)。

 ほら、皆、“か”で始まって、“る”で終わってるだろう。

 この法則、俺がみつけたんだよ」

これ、米沢さんも言いました(笑)

偶然の一致なだけみたいですが(^^;)

 

カイトの父の甲斐 峯秋(石坂浩二)次長も右京さんに聞きました。

 

右京「そちらの言葉に倣うなら、甲斐享という人間に興味があるから・・・そう申しあげるべきでしょうか」

 

それぞれの人間性が出るようですね(^^)

特に、角田課長の“か”で始まって“る”で終わるからという法則、くだらなくて良かったです(笑)

 

そして、捜査一課のいつものトリオがカイトに会いに来て・・・

まず、部屋の外から中を覗いて

伊丹「あれが甲斐享か。舐めた格好しやがって」

芹沢「で、どうします?」

三浦「おい、警察庁次長って言ったら、警察組織のナンバー2だぞ。

 その息子の機嫌下手に損ねたら・・・」

伊丹「いや、こういうのは最初が肝心だ。ガツンと言ってやる」

三浦「おい・・・」

特命係の部屋に入り、カイトに

伊丹「甲斐享だな。ちょっと話を聞かせてもらおうか」

カイト「あ、赤バッジ♪ 一課の方ですか?

 オレ、いつかは一課にって思ってて。

 だから、何かあったら、ぜひ声かけて下さい。何でもしますから」

伊丹「おう。なかなかいい心がけだな」と嬉しそう♪

芹沢「ガツンとやられてますね」

右京「一課の皆さんがカイト君に何の御用でしょうか?」

カイトの名刺を見せて

伊丹「どういう関係か教えてくれますか?」

殺害された相沢良明の持ち物の中にあったと説明。

3人は帰りましたが、芹沢だけ戻ってきて、カイトに言いました。

芹沢「一課の芹沢です。

 何かあったら自分の所に遠慮なく来ていいから。

 オレ、あの2人ほど、怖くないんで」

結局、芹沢さんが先輩風吹かして、一番媚びてました♪(笑)

 

オークションは、招待状がないと入れないのですが、カイトが恋人の笛吹悦子(真飛聖)に頼み、彼女が先輩の知り合いの会員の人とかに頼んでくれて、なんとかオークション会場に入れました。

カイトは、疑惑のエド・クレメンスの腕を競り落とすために、5000万まで盛谷と争って、値段を釣り上げて・・・(汗)

3000万を超えたところで、どうやってそのお金を工面するのか、悦子が心配。

マンションでも売ってと言いましたが、そのマンションは悦子の物らしく、悦子はびっくり(^^;)

カイトは退職金などもかき集め、必ず返すと・・・(^^;)

最後は、甲斐次長から紹介状を融通してもらった右京さんもオークションに参加。

6000万まで釣り上げましたが、盛谷が6100万で落札しました。

その直後、捜査1課のイタミン達が捜査令状を持って入ってきて、エド・クレメンスの腕を押収。

 

右京「やれやれでしたね。礼状がギリギリ間に合いました」

右京さんは、礼状が取れるまでの時間稼ぎで、オークションに参加。

カイトもそうかと思ったのですが、カイトは違って・・・

カイトは、盛谷を犯人だと思っていて、エド・クレメンスの腕にきっと盛谷の指紋がついていて、殺害の証拠になると思ったのでした。

でも、それは勘違い。

ただ、エド・クレメンスの腕が相沢殺害のキーになるらしく・・・

オークションハウスの人達と盛谷を前に、これを使って、右京さんは、かまをかけました。

 

元はと言えば、「ホワイトグラブズ」の坂巻社長が、今度のオークショの目玉の「エド・クレメンスの腕」をタクシーに忘れてしまったので、それを5日後のオークションまでに見つけてほしいと、中根署・捜査一係に依頼。

それを特命係に移動したカイトに、元上司が押しつけました。

特命係は何でも屋だろうと(^^;)

実は、その置き忘れは、オークションの値段を釣り上げるために、坂巻社長がわざと仕組んだことでした。

カイトの発案でマスコミに流して拾った人を見つけようとしたら、坂巻社長の思惑通り、値段が1000万から3000万に跳ね上りました。

 

3日後、相沢良明がタクシーで拾ったと、中根署に届けて・・・

坂巻社長は、お礼に50万円位、彼に渡しました。

その後、カイトが相沢に電話したら、電話番号も住所も嘘で・・・

坂巻社長が7年前、映画の共同出資で知り合った相沢をこの計画に巻き込んだのですが、相沢は彼女が思った以上にワルで・・・

中根署で返したエド・クレメンスの腕は偽物でした。

本物を返してと、後で坂巻社長は相沢に電話して言いましたが・・・

「オークションが終わったら返すよ。

落札価格と同額の現金と引き換えにね」

坂巻社長はそう言われてしまいました。

 

 

ここにもう一人、マスコミで、盗まれたエド・クレメンスの腕の事を熱く語って値段を釣り上げる事となった人がいました。

そのジャズ評論家の盛谷は、実は、陰で、オークションハウスの川南からその計画をリークされていて、陰で相沢から腕を買い取ろうとしましたが、失敗。

仕方なく、盛谷はオークションで買い取るために5000万位準備しました。

 

川南は、オークションに偽物を出品する事が忍びなく、相沢に返してほしいと頼みに行きました。

でも、返してくれないので、殺してしまい、本物を持ち帰りました。

その殺害時に、エド・クレメンスの腕のケースが開かれていたため、地面にケースの跡が残ってしまい、米沢さんと右京さんに気づかれてしまいました。

多分、血痕もエド・クレメンスの腕についているだろうとのこと。

それに試薬を吹きかけて血痕がついているかどうか調べると右京さんが言い、盛谷と川南は驚き、特に盛谷は強硬に止めました。

でも、百合子と富塚は止めず・・・

百合子達が止めないのは偽物だと知っているからだと、右京さんは指摘。

偽物だと聞いて、盛谷はこれを6100万も出して買おうとしたのかと怒って、その腕を投げて割ろうとしたら、川南が必死に止めました。

川南が、実はオークション寸前に本物とすりかえていて、これは本物でした。

 

最後の詰めはちょっと弱かったような気がしましたが、オークションも出てきて、雰囲気とカイトのキャラはよく出ていたと思います(^^)

事件より、周りの皆の特命係・カイトへの反応が、面白かったです♪(^^)

今回も、まだカイトが特命係に来た紹介で、カイトが目立った回でした(^^)

 

次回は、ボクサーの話?

カイトがボクシングジムに入門して捜査?

今回のオークションに参加といい、カイトは行動力がありますね(^^;)

次回も楽しみです♪(^^)

 

 

【視聴率推移と過去レビューリンク】 (視聴率は関東地区)

第1話]19.9%   [第2話]17.3%

 

【第2話あらすじ】 (公式HPより)

一流オークションハウス「ホワイトグラブズ」の代表取締役、坂巻百合子(岡まゆみ)からジャズピアニストのエド・クレメンスの腕を探してほしいという依頼が先日まで享が所属していた中根署・捜査一係に舞い込んだ。腕と言っても70年代にアメリカジャズ界を席巻、夭折したクレメンスが、自らの腕をかたどり作成された石膏製のもの。しかし、百合子によると5日後のオークションの目玉になるほどの貴重なものだという。
 扱いに困った一係の堀江(山口良一)は、元部下の甲斐享(成宮寛貴)に押し付けてしまうが、困った享は百合子にマスコミに呼びかけてみては、と提案。百合子もあっさりと同意する。

 数日後、新聞やテレビなどでは連日クレメンスの腕紛失事件を報道。おかげで当初は1000万円だった予想落札価格も3000万円に急騰したとか。そんな折、特命係に腕が見つかったという連絡が入る。

 クレメンスの腕を巡る複雑な人間関係に翻弄されつつも真相に迫る享。
 それらに疑問を呈しながらも、絡み合った糸を解きほぐしていく右京。はたして犯人は?

 

ゲスト: 岡まゆみ 藤木孝

脚本: 戸田山雅司

監督: 近藤俊明

 

 

公式HP・次回あらすじ

 

 

『相棒ten』最終回レビュー (2012.3.23)

 

 

 

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コメント

ホント、事件そのものはどうでも良くて、カイト君が特命係に加入したことによる周辺の変化を楽しむ回でしたね。

冒頭、杉下警部が脳内で指揮していたのは ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」のオーケストラ・ヴァージョンでした。 ジャズのアドリブとクラシックの譜面通りに演奏する技術の両方を必要とするプロ泣かせの難曲です。危ないアンちゃんであり、育ちの良いお坊ちゃんでもあるカイト君を思わせて、おかしかったです。

次長と杉下が待ち合わせる場所は美術館でしたが、展示されていた奥山画伯の絵はいかにも石坂さん好み。

小野田官房長と会う時には、回転寿司とか公園のアイスクリーム屋とかで、経費がかからないように配慮してましたもんね。(^_^;)

次長の御子息がいらっしゃるとなると、内村部長らも以前のように特命係をぞんざいに扱えないでしょうし、捜査1課ははやくもゴマを擦りはじめていました。

しばらく楽しめそうですが、ゴージャスな背景描写のために捜査現場の予算が削らるのではないかと、米沢さん達の為に心配しています。

>レッドバロンさんへ

コメント、ありがとうございます(^^)

>冒頭、杉下警部が脳内で指揮していたのは ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」のオーケストラ・ヴァージョンでした。
> ジャズのアドリブとクラシックの譜面通りに演奏する技術の両方を必要とするプロ泣かせの難曲です。
>危ないアンちゃんであり、育ちの良いお坊ちゃんでもあるカイト君を思わせて、おかしかったです。

そうなんですか。
レッドバロンさん、いろいろなことに詳しいですね♪(^^)

>次長と杉下が待ち合わせる場所は美術館でしたが、展示されていた奥山画伯の絵はいかにも石坂さん好み。

そうですね。
私は、なんでも鑑定団を思い出しました(^^)

>次長の御子息がいらっしゃるとなると、内村部長らも以前のように特命係をぞんざいに扱えないでしょうし、捜査1課ははやくもゴマを擦りはじめていました。

これら周りの反響は、らしくて面白かったですね(^^)

>しばらく楽しめそうですが、ゴージャスな背景描写のために捜査現場の予算が削らるのではないかと、米沢さん達の為に心配しています。

「相棒」は、テレ朝の看板ドラマなので、特別に今回、予算、多かったのかもしれません(^^)
今後は、ドラマの中身で勝負してほしいですね(^^)

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