【花子とアン】第2話「こぴっと」感想と初回視聴率好発進♪
昨日(3/31月)の初回(第1話)視聴率は、前作『ごちそうさん』より僅かに下がって、関東21.8%、関西18.1%でした。
『ごちそうさん』の初回は、関東22.0%、関西18.2%でしたので、下がったと言っても、この位は殆ど同じですね。
好発進で良かったです♪(^^)
ちなみに最近の朝ドラの視聴率の比較を載せます。
<最近の朝ドラの視聴率一覧>
関東 関西
初回 最終回 平均 初回 最終回 平均
花子とアン 21.8% 18.1%
ごちそうさん 22.0%→21.3%(22.3%) 18.2%→22.3%(21.7%)
あまちゃん 20.1%→23.5%(20.6%) 14.6%→21.1%(16.9%)
純と愛 19.8%→20.2%(17.1%) 16.2%→17.8%(15.9%)
梅ちゃん先生 18.5%→21.4%(20.7%) 16.7%→19.7%(18.5%)
カーネーション 16.1%→23.3%(19.1%) 16.2%→19.0%(19.6%)
さて、『花子とアン』第2回、無難な展開でした。
そう簡単には、東京の女学校に行けないですね(^^;)
「こぴっと」という言葉がよく出てきて、一番印象に残りました(^^;)
「こぴっと」というのは、甲州弁で「しっかり」とか「きちんと」という意味だそうです。
これ、今度、流行るかも?(笑)
父、吉平(伊原剛志)は、はな(山田望叶)を東京の私立「修和女学校」に入れようとしました。
でも、小作料を上げられて一層、生活が苦しくなってしまうので、ふじは反対。
両親の言い合いを聞いていたはなは、学校に行きたくないと言い、弁当もいらないと言いました。
よい子ですね。
切ないです。
でも、空想で食べた気持ちになるというのは、健康上、よくないかも?(汗)
育ちざかりなので(^^;)
空想で食べたふり、ここまでアップにして丁寧に取らなくてもいいのに(汗)
これは泣かせようという意図がミエミエな気がして、逆にちょっと興ざめでした(汗)
この貧しさは、まるで「おしん」のようでした(涙)
おしんは奉公に出されてしまい、その奉公先がいい家で助かりました。
はなは、奉公に出されず、女学校に行けるといいですね。
その女学校は、キリスト教の学校なので、貧乏人には給費制の制度があり、お金は一切かからないそうです。
それはいいですね♪
キリスト教の学校なので、一家揃って洗礼を受けようと吉平は言いましたが、
ふじ(室井滋)たち皆は従わず、吉平ははなだけ教会に連れて行きました。
吉平「この子に洗礼をお願げえします」
東京の女学校にどうしても入れたいので、その前に急いで洗礼を受けさせてほしいとの事。
でも、森牧師(山崎一)は簡単には洗礼してくれませんでした。
こんな小さい子を東京の学校の寄宿舎に入れるのは、家族皆でよく話し合って決めるようにとの事。
確かにそうですね。
今と違い、この時代、東京はとても遠い所だし、淋しくなっても大変でも簡単に帰れません(汗)
それでも吉平は、「一生の頼みじゃ」と、ふじを説得しようとしました。
でも、小作料が上げられてしまい、それどころではなく、一家7人、食べて行くだけでも大変だと、ふじは反論。
4俵とられてしまい、2俵しか残らないそうです。
3分の2も取られるとは(汗)
地主の徳丸(カンニング竹山)、酷いです!
近所のリン(松本明子)(朝市の母)からふじは、女が勉強好きだとろくな者にならないみたいな事を言われましたし、当時は女に学問はいらないというのが一般的な考え方だったでしょう(汗)
リン「あのぼこは、父親に似たずら。困ったもんじゃん。
女のぼこのくせに、本や勉強が好きなんてろくすっぽなもんにゃならん。
本なんか読まんように、母親のおまんがこぴっとしつけんと、えれえこんになるら」
「ぼこ」とは、子供の事です。
リンの言葉もふじに影響したかもしれません。
リンは、こういう事も言ってました。
「おまんとこのお婿さん、西洋かぶれでおかしくなっちまっただけ。
ここんとこ、町の教会に入り浸っちょるだってねえ」
教会に本が沢山あるので、吉平ははなにその本を読ませたくて、通っていたのでしたが、キリスト教や教育に関心のない人からは、単なる西洋かぶれと思われたようです(汗)
貧乏人や女は教育を受ける余裕のない時代で、学問好きの吉平は変わり者と思われているようです(汗)
吉平は学問は大事だと、自分の人生の中で痛感していました。
吉平「おれは小さい頃、奉公に出されて、寺小屋にも学校にも行けなんだ。
奉公先でこき使われながら、苦労して苦労して、読み書きとそろばんを覚えたんじゃ。
ふんだから俺は、働きづめのあの子が不憫なんじゃ。
親がしてやれる精一杯の事をしてやりてえんじゃ」
ふじ「働きづめなのは吉太郎だって・・・」
女親は男の子が可愛くて、男親は女の子が可愛い典型かな?(^^;)
はなの兄の吉太郎も学校に行けずに、田畑を耕したり、大事な労働力になっているようです。
前回の絵本の土産の時、彼は食いもんの方が良かったと言いましたが、彼は学校に行きたくないのかな?
彼も行きたいのなら、はなだけというのも可哀想ですね(^^;)
彼を奉公に出したらどうかと、ふじはリンに言われたようですが、彼は大事な労働力なので手放すと困るよう(汗)
吉平が行商を辞めて、農家の仕事を手伝ってくれたらと、祖父の周造(石橋蓮司)は思っているようです。
という事は、行商の仕事、儲かっていないのかな?(^^;)
吉太郎の奉公話で、源太を思い出しました(^^;)
東京に住んでいた源太がなぜ大阪の肉屋に奉公に来てたのか、特に説明なかったような気がするのですが(私が忘れただけかな?)、源太も家の生活が苦しくて奉公に出されたのかな?(^^;)
とにかく、兄は奉公に出すと困るとの事なので、そうすると次の候補は、はなですね(汗)
「おしん」のようにはなりませんように(^^;)
なんとか、吉平の思い通りに女学校へ行かせてほしいものです(^^)
【日別あらすじ】 (Yahooテレビ粗筋まとめ)
第1週(第1~6回)(3/31月~4/5土)「花子と呼んでくりょう」&ドラマ紹介
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第2回(4月1日)
吉平(伊原剛志)が修和女学校に乗り込んで「この学校へ入るにはどうしたらええでしょうか?うちに賢い娘がおるんです。女の子だけんど飛びっ切りええ教育を受けさせてえんです。」
男子禁制だと英語で文句を言われても意味が分からずひたすら笑顔・・・・。
後日。
吉平「はな!東京の女学校へ行ったら大好きな本がなんぼうでも読めるだぞ。」
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吉平「ふんだから東京じゃ。」
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周造お祖父ちゃんはマシューっぽいしな
学校の名が「阿母」だと思ったら
教会の名は「阿母里」で、まんまアボンリーだし(笑)
そこまで小ネタを入れなくても良い様な気も…
今はまだ導入部だから仕方ないか
アンに出逢い運命を感じるまでの塗り重ねっちうヤツ?
…ひじゅにですが何か?
「こ...... [続きを読む]
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