【花子とアン】第6回感想&アニメ「赤毛のアン」再放送開始
4月7日(月)から「赤毛のアン」のアニメをBSプレミアムで放送します。
毎週月曜 夜6:30~7:00(BSプレミアム) アニメ「赤毛のアン」
「花子とアン」は、「赤毛のアン」のオマージュが一杯なので、「赤毛のアン」を読んでない人は、このアニメを見ると少し参考になるかもしれません。
朝7:15からの「ちりとてちん」の後の再放送は「カーネーション」で、4月7日(月)から始まります。
「花子とアン」は、原案、村岡恵理(村岡花子の孫)の『アンのゆりかご-村岡花子の生涯-』となっていますが、「これは原案であって原作ではなく、ドラマは脚本担当の中園ミホさんのオリジナル作品」だと、公式HPの「よくある質問コーナー」に書かれています。
つまりフィクションなのですが、第1週を見た感じでは、このドラマは、村岡花子さんの伝記のように見えて、「赤毛のアン」のオマージュも多く、2つをうまくミックスして、書いているのだろうという印象を持ちました。
『アンのゆりかご』によると、実際の村岡花子さん(旧姓:安中、本名:はな)は、明治26年(1893年)6月21日、山梨県甲府市生まれ。父の実家は駿府(現・静岡県)で茶商を営んでいましたが、父は母の実家に身を寄せていました。
この辺まではドラマと同じですね。
父は、熱心なクリスチャンで、花子は2歳の時に、甲府で幼児洗礼を受けました。
花子が5歳の時に、父は親戚とのしがらみに決別し、一家で上京。南品川で、葉茶屋を始めました。
明治36年(1903年)、花子10歳の時、貧しい暮らしでしたが、父親は花子に高等教育を受けさせる道をつけたいと願い、花子は麻布の東洋英和女学校に寄宿生として入学。孤児院での奉仕活動が義務付けられ、成績が悪いと即退学という給費生の待遇でした。
というわけで、5歳の時、既に一家皆で上京しています(^^;)
10歳の時に編入学するのは一緒でした。 (こちらより)
却って、「赤毛のアン」のアンが空想が好きで、名前を違う名前で呼んで欲しいとか出てくるようです(汗)
このドラマでも、名前の件、強調し過ぎて、もう、飽きてきたんですが・・・(汗)
予告編では、吉高由里子さんまで言ってたので、「て!」でした(汗)
「て!」は甲州弁で、「じぇじぇじぇ」ですね(^^)
山田望叶ちゃんが「はなじゃないずら。おらのことは、花子と呼んでくりょう」と言ってたのが、
吉高由里子さんだと「はなじゃありません。私の事は花子と呼んで下さい」と言ってました♪
共通語になったのは進歩がありましたが、大人になってもまだ言っているとは(汗)
気を取り直して、今日の第6回を振り返ります(^^;)
冒頭から3年飛んで、1903年(明治36年)になりました(汗)
結局、昨日までの辞世の歌も牧師さんの話も関係なく、おかあがおじいやんに頼んでくれて、花子は女学校に行ける事になりました(汗)
「この辞世の歌が、はなの運命を大きく変える事になるのでした」
という一昨日と昨日の語りはミスリードで、あの辞世の歌から3年も経ってしまったのだから、関係ないですね(汗)
おかあは「ふじ」という名前で、富士山のように頑固で、時々噴火するとの事(^^;)
その名前つけたの、おじいやんでしょう?(^^;)
おとうは婿養子なんんだから。
ふじが行かせてくれる気持ちになるのが大事でした。
前回の最後に、おかあははなの本当の気持ちを理解してくれたのに、なぜ3年も必要だったのかな?
吉太郎が奉公に行ってしまったので人出不足で、今回、吉太郎が年季奉公が明けて帰って来たので、行けるようになったのかな?(^^;)
一応、おとうとおかあの馴れ初めの話が出てきて、それをはなが盗み聞き。
はな「おかあがおとうを好きになったんは、おらが本を読んでる時の気持ちと同じやんけ」と。
ふじ「ほれ、どんな気持ちでえ?」
はな「本を読むと、行った事はねえ場所や見た事ねえ景色がどんどん頭に浮かんでくるだ。
じっとしていられんほど、ここがドキドキ熱~くなる」
自分の初恋と結びつけられて、ふじははなの気持ちを理解したようです。
ふじ「はな、思いっきし本が読みてえけ?
言ってたじゃんけ。う~んと本のある家に住みてえって」
はな「そりゃあ、おらの夢の中の話だ」
これで、ふじは、はなを女学校へ行かせてあげようと思ったようです。
おじいやんに頼んでくれました。
ふじ「お父やん、おねげえがありやす。
はなの夢をかねえてやってくりょう。
はなを東京の女学校に行かせてやってくりょう」
はな「おかあ・・・」と驚く。
周造「どうしただ?」
ふじ「ず~っと考えてただよ。いつかこの子の夢をかねえてやりてえって」
はなはうちの仕事をてんだってくれて、自分が遊びてえのも我慢して妹達の面倒を見てくれて、ふんとにふんとにいいお姉やんだ。
これっからは、はなの好きなようにやらせてやりてえだよ。
吉太郎も奉公からけえってきたし、この機会に、はなを東京に行かせてやってくりょう。
おねげえしやす! お父やん」
吉平も一緒に土下座して「おねげえしやす!」
周造は席を立ちました。
でも、はなは周造の所に行って言いました。
「ずっとおじいやんのそばにいるよ。約束したやん」
はなはいつも本を好きじゃないと言ったり、こうして家族を気遣うセリフが沢山出てきますが、最近、これが逆に、狙っているみたいに思えてしまって、はなにつくようになってしまいました(汗)
やはり、ふじのせいにして、周造は許してくれました。
「おまんのおかあやんは頑固で一度言い出したら絶対にひかん。
富士山と一緒ずら。てこでも動かんし、時々噴火する。
名前が『ふじ』だからな」
こうして、女学校へ行ける事になりました。
でも、これ、家族内の気持ちがまとまったという事だけなのですが、前回まで反対していた牧師さんが紹介状でも書いてくれるのでしょうか?
どうやって給費生の資格を取るのでしょう?(汗)
貧しいだけじゃなくて、勉強もできないと給費生にはなれないでしょう。
学校の校長が推薦してくれるのかな?
手続き的な事は分からないまま、はなは学校の皆に見送られて旅立ちました♪
と言ってもこれは学校から帰っただけでしょう(汗)
荷物全然持っていないし、子供がたった一人で東京へ行くのは無理でしょう(汗)
きっと吉平さんと一緒に行くのでしょう。
最後の語りにあった「曲がり角の先には何が待っているのでしょう?」は、初回に出てきた「赤毛のアン」の一節でした。
私は、曲がり角を曲がると、はなの自宅があると思います(笑)
学校の教室で、皆が机に座って送ってくれたのは映像的には良かったです。
ここでも徳丸武が名前の事、言いました(汗)
武「おまんの言いてえ事ぐらい分かるさ。おらの事は花子と呼んでくりょう・・・ずら?」
でも、最後まで誰一人、花子と呼びませんでした(苦笑)
皆、花子と呼んであげてよ(^^;)
でないと、このエピ、終わらないから(^^;)
来週は、東京の女学校編です。
華族のお嬢様ばかりの寄宿舎に入るのだから、苦労は目に見えてますね(汗)
4月12日(土)に、はな役、山田望叶ちゃんから吉高由里子さんに代わりそうです。
【日別あらすじ】(Yahooテレビ粗筋まとめ)
第1週(第1~6回)(3/31~4/5)「花子と呼んでくりょう」&ドラマ紹介
第2週(第7~12回)(4/7~4/12)「エーゴってなんずら?」
【過去レビュー】
第2回(4/1火)「こぴっと」&初回視聴率好発進♪
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連続テレビ小説「花子とアン」
第6回(4月5日)
3年進んで1903年になり、兄・吉太郎の年季が明けて奉公先から帰って来ました。
「元気にしとったけ!」
「ああ死ぬほどこき使われたけんどな。」
土産の羊羹は神棚に・・・。
こういう細かいところに雰囲気があります。
父・吉平(伊原剛志)が行商から帰って来ました。
はな「あっおとう!兄やん帰ってきてるさ。」
吉平「おお、もう奉公明けただけ。」
悪気はないにしても、なんか微妙に冷たい言葉を敏感に感じ取って吉太郎の表情... [続きを読む]
» 花子とアン (第6回・4/5) 感想 [ディレクターの目線blog@FC2]
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第1週『花子と呼んでくりょう!』【第6回】の感想。
3年がたち、はな(山田望叶)は10歳になっていた。奉公が明けた兄・吉太郎(山崎竜太郎)が家へ帰って来るが、吉平(伊原剛志)と相変わらず折り合いが悪い。ふじ(室井滋)はお隣のリン(松本明子)に、なぜ吉平のような変わり者と夫婦になったのかと尋ねられ、道で偶然出会ったときのなれ...... [続きを読む]
» 花子とアン第1週(3.31-4.5) & トクボウ 警察庁特殊防犯課第1話(4.3) [まっつーのTV観覧日誌(*´д`*)]
・花子とアン第1週(3.31-4.5)
村岡恵理原案だそうですが、原作未読
中園ミホ脚本
『赤毛のアン』の最初の翻訳者安東はな@吉高由里子の生涯を描く話。
第一週は貧しい農家に生まれた読書好きの少女はな@山田望叶が
東京の女学校に通えるようになったという展開。
『赤毛のアン』は面白味が感じられなかったので読破したことがなく、
アニメ版も観てないのですが、この朝ドラはなかなか面白かったな。
厳しい時代の中に人の優しさがそこはかとなく描かれ、
久しぶりに味わいのある朝ドラですなあ
美輪明宏さんが「ごきげ... [続きを読む]
» NHK朝ドラ【 花子とアン 】 第6回 感想 [ドラマ@見取り八段・実0段]
3年がたち、はな(山田望叶)は10歳になっていた。
奉公が明けた兄・吉太郎(山崎竜太郎)が家へ帰って来るが、吉平(伊原剛志)と
相変わらず折り合いが悪い。
ふじ(室井滋)はお隣のリン(松本明子)に、なぜ吉平のような変わり者と夫婦に
なったのかと尋ねられ、道で偶然出会ったときのなれそめを語りだす。
たまたまそれを聞いていたはなは、ふじが吉平を好きになったのは、自分が本を
読んで...... [続きを読む]
» 帰還と旅立ち>『花子とアン』第6話 [もう…何がなんだか日記]
朝ドラに老けメイクなし!(笑)これまたお約束中のお約束だけど子役の場合、3年は長過ぎると思うんだがはなも吉太郎君も、かよちゃんも朝市君もタケシ様... [続きを読む]
» 帰還と旅立ち>『花子とアン』第6話 [何がなんだか…ひじゅに館]
朝ドラに老けメイクなし!(笑)
これまた“お約束”中の“お約束”
だけど子役の場合、3年は長過ぎると思うんだが…
はなも吉太郎君も、かよちゃんも朝市君も
タケシ様まで変化なさ過ぎ
昨日まで赤ちゃんだった妹ももちゃんが
イキナリ大きくなって
ふじ母さんが「もも、もも」と名前を連呼して強調して
それで3年経過しましたって…
子役達は皆、可愛いし演技も良いから...... [続きを読む]
» 花子とアン「花子と呼んでくりょう!」 [のほほん便り]
随分と思い切りましたね。朝ドラのナレーションに美輪明宏だなんて…でも、想像の翼を大いに広げる主人公だから、ある意味で、とても似合ってるかも。最初は、微妙に抵抗あった、毎日の終わりをしめくくる「ごきげんよう」も、「なるほど、連続テレビ小説だな」と、次第に慣れてきたのでした。自分は、朝ドラ歴「梅ちゃん先生」からだから、こういう、もうひとつ昔の時代は、なかなかに新鮮。それに、随所に、アン・ブックスのディテールが織り込まれていて、思わずニンマリ。学校デビューするなり、いきなり、石版で頭をバコン事件に始まり、... [続きを読む]
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