【軍師官兵衛】第26回感想と視聴率「長政初陣」
「長政初陣」
第26回の関東の視聴率は、前回の16.4%より下がって、14.9%でした(汗)
かなり下がってしまいましたね(汗)
関西の視聴率は、前回の16.4%より上がって、17.6%でした♪
こちらは上がって良かったです♪(^^)
予告編の最後で、光秀が「敵は本能寺にあり」と言い、まるで次回、「本能寺の変」みたいに引っ張りましたが・・・
これは多分、次回の最後の方じゃないでしょうか?(^^;)
次回のサブタイトルは「高松城水攻め」、次々回(第28回)が「本能寺の変」です。
天正10年(1582年)3月、松寿丸は元服して長政となり、松坂桃李さんに配役、代わりました。
今回は、長政役の松坂君、沢山、出て、良かったです♪
おね様の下で一緒に育った虎之助が加藤清正となり、市松が福島正則となって、再会しました。
官兵衛と光の14年ぶりの子もようやく生まれました♪
元気な男の子で、“熊之助”と名付けました。
光は1553年生まれ。松寿丸を生んだ時は、1568年で15歳。
熊之助を生んだ時は、1582年で29歳です。
今だと、高年齢出産じゃありませんが、この当時はどうだったでしょう?
無事に生まれて良かったです♪(^^)
引き取った幽閉時の門番の子供、玉松も長政の子供の頃の着物を着せて貰って、幸福そうでした♪
これで又兵衛も戻ってくれば・・・と光が言ってましたが、これは次回の伏線でしょう。
次回、役者が塚本高史さんになって、又兵衛も戻ってきます。
子役がいろいろ大人になって、変わるタイミングですね。
備中の国堺の7城のうち、調略が進み、残るは冠山城と高松城だけとなりました。
官兵衛は太兵衛(速水もこみち)に長政の目付役を命じました。
長政(松坂桃李)は、早く初陣に出たくてたまりませんでしたが、ようやく初陣になりました。
冠山城の戦いが、長政の初陣でした。
危うく殺されそうになりましたが、太兵衛達が助けて、長政は敵の兜首をあげる事ができました♪
秀吉にも褒められたらしく、長政は嬉しそうに官兵衛に報告しに来ました♪
しかし、官兵衛は褒めませんでした(汗)
官兵衛「おまえは猪か。おまえの戦いぶりは猪武者のそれだ。
お前はいずれ黒田家を継ぎ、大将となる身。
それが猪のごとく突っ走ってどうする? 考えて動け」
長政「戦場で堂々と戦う事がそれほど悪うございますか?
この命、半兵衛様に救われたもの。半兵衛様は御遺言に申されました。『父を助けよ』と。
私はその言葉を胸に誓って戦ったまで」
官兵衛「半兵衛殿の言葉をはき違えるな。命を粗末にしては何にもならぬ」
長政「死を恐れては、戦場で戦えませぬ!」
官兵衛「生き残る戦い方を覚えよ! 黒田の家紋を思い出せ!」
長政「私は武士です。父上、お得意の調略ではなく、槍働きで武功をあげとうございます」
官兵衛、長政には厳しく言ったものの、陰では善助に褒めてました(^^;)
善助「若、殿の若い頃によく似てらっしゃいますなあ?」
官兵衛「わしはあのように血気にはやっていなかった」
善助「えぇ?!」
官兵衛「しかし、よくやった。わしは初陣の時、何の役にも立たなかった。
しかし、長政は見事に兜首をあげた。大したものだ」
善助「それを若にお伝えになれば、大層、お喜びになりましょう」
官兵衛「そういう訳にはいかぬ」
「命を粗末にするな」という事は、官兵衛も祖父に言われた事なので、いずれ大将になる身として、重要なのは分かります。
ただ、善助に言った事を言ってあげてから、同じ事を言えば、もっと心に届いたような気がします。
厳しさだけだと、子供時代、一緒に暮らしてないだけに、余計に親の愛が伝わらず、逆効果なような気がしますが(^^;)
官兵衛は善助にはいろいろ本音を言うようです。
官兵衛「善助、わしが何故、太兵衛を長政につけたか分かるか?」
善助「太兵衛は一途な男。腕も立ちます。
一度、命じられたら、とことん若を守り抜きます」
官兵衛「長政には、その太兵衛の姿を見て、己は一人ではない。皆に守られているのだと悟ってほしいのだ」
悟ってくれればいいですが、少なくとも、初陣、戦場で太兵衛に守られましたが、悟れなかったようです(汗)
親子の溝はあいたまま、残るは高松城だけとなりました。
高松城主の清水宗治に何度か調略の話し合いに行きましたが、彼は忠義に厚く、死を覚悟していて、調略に乗りませんでした。
その話し合いの行き帰りなど、高松城の周辺を調べました。
周りに水田や沼が多く、人馬は水に足を取られ、城に近づけません。
3年前、長雨が続いて付近が水没した事もあるとか、地元の人に聞きました。
それで官兵衛は邪魔な水を逆に利用し、水攻めにする事を思いつきました。
模型を作って説明したので、分かり易かったです。
盆地のような地形で、一か所しか開いていないので、そこを堰き止めて、川も堰き止め、川の水を城の周りに流し、湖のようにして城ごと沈めるという作戦。
地元民から土嚢を持ってこさせて買い取り、堤を作りました。
長政も工事をちゃんと手伝って、良かったです♪
秀吉も見に来ました♪
そして、お待ちかねの雨が降ってきました♪
歴史に残る高松城の水攻め、これだけ大規模なロケをしたので、きっと成功するでしょう(笑)
猪のごとく突っ走らない戦い方の見本、敵も味方もびっくりする事でしょう♪
勝つのは分かっていますが、長政と官兵衛の父と子の関係、仲良くなってほしいものです♪
一方、織田の宿敵・六角次郎が甲斐の恵林寺に潜んでいるという情報を得たので渡すよう言いましたが、住職で、国師でもある快川紹喜(山本學)が応じないと蘭丸が報告。
信長は、六角を引き渡さないならば焼き払えと命じました。
光秀は、帝に仏法を教える国師にそんな事をするなんてと憤慨。
国師という物に何の価値も感じていない信長は、揺らぎません。
光秀は、快川和尚にかつて学問を授かった事があるので自分が交渉に行くと、立候補しました。
しかし、快川和尚は、光秀との再会に喜んだものの、六角を引き渡しませんでした。
結局、信長は沢山の僧侶達と共に快川和尚も一緒に寺に閉じ込めて焼き殺してしまいました(汗)
光秀は「快川和尚・・・」と泣きながら見守りました。。。
比叡山を焼いたり、帝に譲位するよう迫ったりした位だから、今更、国師を焼いても驚く事はないと思いますが・・・(^^;)
尊敬する快川和尚を殺され、光秀は、また不満が溜まってきているようです(汗)
次回は「高松城水攻め」。
高松城水攻めの大規模なロケ、まだあるかな? 楽しみです♪(^^)
【第25回あらすじ】 (Yahooテレビより)
元服した長政(松坂桃李)が毛利攻めで初陣を迎えることになる。官兵衛(岡田准一)は血気にはやる長政を危ぶみ、太兵衛(速水もこみち)に目付役を命じる。信長(江口洋介)は長年歯向かっていた六角次郎が甲斐の恵林寺に潜んでいることを知り、寺ごと焼き払うよう命じる。光秀(春風亭小朝)は旧知の高僧・快川(山本学)を説き伏せると申し出るが、快川は、六角の引き渡しという光秀の申し出を断り、寺は焼き払われてしまう。快川を救うことができなかった光秀は、信長への恨みを募らせる。一方、官兵衛は備中高松城の清水宗治(宇梶剛士)の調略を図るが、決裂する。姫路では、光(中谷美紀)が14年ぶりの第2子・熊之助を出産する。
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区)
[第1回]18.9%(関西23.0%) [第2回]16.9%(関西17.8%)
[第3回]18.0%(関西18.3%) [第4回]16.5%(関西19.8%)
[第5回]16.0%(関西21.8%) [第6回]15.0%(関西15.8%)
[第7回]15.2%(関西19.3%) [第8回]16.1%(関西16.8%)
[第9回]15.4%(関西19.0%) [第10回]15.7%(関西18.9%)
[第11回]15.8%(関西15.7%) [第12回]15.8%(関西17.9%)
[第13回]12.9%(関西15.1%) [第14回]14.9%(関西15.8%)
[第15回]14.9%(関西18.3%) [第16回]16.2%(関西17.9%)
[第17回]15.6%(関西17.7%) [第18回]12.3%(関西14.9%)
[第19回]13.7%(関西16.3%) [第20回]15.0%(関西17.3%)
[第21回]14.8%(関西19.1%) [第22回]16.6%(関西18.1%)
[第23回]16.0%(関西18.7%) [第24回]17.5%(関西19.3%)
[第25回]16.4%(関西16.4%) [第26回]14.9%(関西17.6%)
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備中高松城主清水宗治@宇梶剛士の調略が不調に終わったりしながらも、
高松城を水攻めにするという妙案を思いついたと
未熟な黒田長政の青春日記みたいな回だったな
それが前面に出ていて、緊張感に欠けてしまった感じがした。
親子の葛藤を描くのもいいのだけど、
肝心の親父がそんなに知恵者に見えないのが困ったものだ。
織田の圧倒的優勢の中、生き残りの道を探る毛利陣営の描き方はイイですな。
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毛利攻めで初陣を迎えることとなった嫡男の長政(松坂桃李)が血気にはやることを
危ぶんだ官兵衛(岡田准一)は太兵衛(速水もこみち)に目付役を命じる。
そして毛利の守りの要、備中高松城の清水宗治(宇梶剛士)の調略を図るが失敗、
城攻めの奇想天外な策を思いつく。
一方、光秀(春風亭小朝)は、強引な信長(江口洋介)の手法への不満を募らせる。
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『軍師官兵衛』第26回「長政初陣」
今回の『軍師官兵衛』で印象に残った登場人物は3人。
1)14-15歳の黒田長政(松坂桃李)。
2)忠義にあつい清水宗治(宇梶剛士) 。
3)いよいよの明智光秀(春風亭小朝)。
−◆−
毛利攻めで初陣を迎えることとなった嫡男の長政(松坂桃李)が血気にはやることを危ぶんだ官兵衛(岡田准一)は太兵衛(速水もこみち)に目付役を命じました。
ヒゲを蓄えた太兵衛(速水もこみち)、なかなか精悍で良い感じだわ。
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お疲れ様です。
あの模型、割と精密でしたね。これからも作ってほしいです!(^^)
>厳しさだけだと、子供時代、一緒に暮らしてないだけに、余計に親の愛が伝わらず、逆効果なような気がしますが(^^;)
官兵衛のとった行動(長政に厳しく、伝兵衛には本音を)は、割とうなづけます。
親の愛というよりは、「父の愛」と捉えた方がいいような気もしました。
元服して「長政」になってる以上、松寿丸ではなく長政として扱ってる所が、父・官兵衛らしかったです。
そこに、官兵衛の思い(願い)が込められてるのを、初陣の長政はまだわかってないですよね。自分のことで精一杯みたいです。
これから、いろんな人と出会い、いろんな経験をしながら立派な軍師に育っていってほしい、と考えてるんじゃないかな~。
これが、(今までできなかった)官兵衛の子育て、だと思いました。
たとえ溝ができても、太兵衛がいるし、善助らがいる。
多くの黒田家に仕える人々と触れ合うことで、溝もなくなってくるな気がします。
この水攻めは、ひょっとして(親子の)溝を埋める、という密かな効果もあったのでは?と思いました。(^^;
長政としては、官兵衛の背中を見てれば、大丈夫でしょう。。。
半兵衛の言葉(官兵衛をサポート)も、そんな所から来てたのかな?
投稿: LB56 | 2014年7月 1日 (火) 03時31分
>LB56さんへ
コメント、ありがとうございます♪
お返事、遅くなってしまって、すみません。
あの模型、分かり易くて、良かったですね(^^)
>官兵衛のとった行動(長政に厳しく、善助には本音を)は、割とうなづけます。
>元服して「長政」になってる以上、松寿丸ではなく長政として扱ってる所が、父・官兵衛らしかったです。
確かに、そうかもしれませんが、今時だと厳しいだけだと、ついてこれなくなってしまう子供が多いと思います(^^;)
この時代は普通かもしれませんが(^^;)
>そこに、官兵衛の思い(願い)が込められてるのを、初陣の長政はまだわかってないですよね。自分のことで精一杯みたいです。
そうですね。
>たとえ溝ができても、太兵衛がいるし、善助らがいる。
>多くの黒田家に仕える人々と触れ合うことで、溝もなくなってくるな気がします。
>この水攻めは、ひょっとして(親子の)溝を埋める、という密かな効果もあったのでは?と思いました。(^^;
私もこの水攻め攻撃の成功で、一時的は、父と子の溝を埋める事ができるのではないかと思います。
ただ、歴史的には、又兵衛が戻ってきてから長政と又兵衛、最悪になります(汗)
特に、官兵衛の死後。
なぜか分かりませんが、親の愛を受けた又兵衛への嫉妬とか、又兵衛が兄風を吹かせて生意気になったとか、いろいろドラマを転がせられると思います(^^;)
投稿: ショコラ | 2014年7月 4日 (金) 00時20分