【花子とアン】第121回(8/18月)「ラジオのおばさん&義父の死」
前回(先週土曜日)から6年飛んでしまい、昭和7年(1932年)5月になりました。
大正15年と昭和1年は同じ年です。
大正15年(1926年)9月1日に歩君が亡くなり、同年12月、世界家庭文学全集に「王子と乞食」も入りました。
先週、歩君が亡くなってしまい、花子は落ち込みましたが、結構、簡単に元気を取り戻し、仕事はとても順調です。
語り「歩の死から6年。2人が歩の事を思わない日はありませんでした」
それにしても、3年前、義父の平佑(中原丈雄)さんが亡くなってしまったそうですが、語りで、一言、説明されただけだったので、てっでした(汗)
語り「3年前に平佑が亡くなり、この家は英治と花子だけになってしまいました」
「家庭」という新雑誌が完成。
子供も大人も楽しめるような雑誌にしたとの事。
これを平佑と郁弥と歩の写真が3つ並んだ前に供えました。
写真が遺影のように大きくなかったし、アップも写さなかったので、余計に平佑さんが死んだ気がしませんでした(汗)
それにしても、この家は仏壇がないのでしょうか?(^^;)
平佑さんの事は、この小さな写真と語りの1行だけで、同じ屋根の下に住んでいたのに、気の毒な扱いでした(^^;)
そして、6年経過したはずなのに、醍醐と吉太郎の関係は、全然、時間が経過していないようでした(汗)
吉太郎、今頃、上官に聞いて駄目だったと断りました(汗)
6年も上官に内緒で付き合っていたのでしょうか?(^^;)
それと6年も放っておいた?(汗)
前回、歩の死のあと、2人を結び付けようと、皆で臭い芝居をして、ドラマとしては、明らかに無駄で浮いてた感じでした(汗)
皆、2人は結婚するだろうと思ったのに、こんな中途半端な形で悲恋にして、雰囲気だけで終わりました(汗)
どうして上官の許可が必要なのでしょう?
憲兵って、家庭を持ってはいけないのでしょうか?
よく分かりませんが、上官に聞くの、6年の時間経過前にして欲しかったです(^^;)
醍醐さん、結婚適齢期を逃してしまったのでは?(^^;)
今更、別のもっと相応しい人がいると言われてもねえ(^^;)
生涯結婚しないで仕事に生きると醍醐さんは言いました(^^;)
花子達は、雑誌「家庭」創刊のパーティーをかよのカフェー「タイム」で開きました。
以前の銀座のカフェーが大震災で焼失してしまったので、代わりに、いつも、かよのカフェーが溜まり場になっています(^^;)
今回の創刊記念パーティー、大物作家の長谷部汀(藤真利子)先生も来てくれました。
長谷部汀先生、片山廣子(筆名:松村みね子)先生がモデルでしょうか?
(長谷川時雨さんがモデルではないかと、本館にコメントいただきました。確かに、名前も「長谷川 時雨」と「長谷部 汀」で、近いですし、時雨さんは女性の地位向上に尽くしていたそうなので、片山さんではなくて、時雨さんっぽい気がします←夜、追記)
実際は、「王子と乞食」、義弟の郁弥さんではなく、片山廣子先生が花子に薦めてくれたそうです。家庭文学の必要性を語った時に。それ以外にもいろいろ助けてくれたのに、なぜかこのドラマには登場していません(汗)
そして、花子はこの「王子と乞食」を翻訳して、息子の死から立ち直り、自分の子は失ったけれど、日本中の子供達のために上質の家庭小説を翻訳しようと思ったのでした。
このドラマでは、「王子と乞食」、郁弥のために捧げたのに、ここにきて、原案本に近く、歩君と子供達のためみたいな形になってきています(^^;)
そして、今、花子も家庭文学の普及に尽くしていました。
「イソップ童話」など沢山、児童文学を翻訳したり、自分でも小説を書いたり、忙しいみたいです(汗)
宇田川「私より稼いでんじゃないの?」と、煙草をふかして不満顔(^^;)
宇田川先生は、震災で運命的に出会った人と別れてしまったそうです(汗)
宇田川「あれは錯覚でした。とっくに別れたわよ」
そのせいか、とても機嫌が悪かったです(^^;)
醍醐先生は、いろいろな女流作家の評伝を書きたいとの事。
創文堂を再開した梶原さんに書かせてほしいと頼みました。
そして、長谷部汀先生が以前、白蓮が書いた女性の権利の記事を褒め、女性の権利の問題に。
汀「それはそうと・・・白蓮さんが雑誌に書いてらした『どのような境遇であれ、女性も男性と等しい権利を持つべきだ』という記事、感心して読みましたわ」
花子「女性は家庭を守るだけでなく、男性と同じように、社会に参加する権利があるはずです」
蓮子「その通りです。
そもそも25歳以上の男性に選挙権があって、女性にないのはおかしいですわ。
一昨年も婦人参政権が認められる寸前までいって否決されたのは全くもって残念です」
かよ「蓮子さん、早く喋れるようになりましたね」
蓮子「お姑さんに鍛えられましたから」
汀「皆さん、女性の地位向上のために頑張りましょう」
皆「はい!」
汀「これからもお互い、切磋琢磨していきましょう! 乾杯!」
文学界の第一線で活躍している女性達のパワーに、その場にいた英治と梶原は押され気味でした(^^;)
そして、翌日、蓮子はラジオ局「JOAK 東京放送局」で番組を作っている黒沢(木村彰吾)さんを村岡家に連れてきました。
黒沢さん、以前、福岡の新聞社で記者をして嘉納家に出入りしていましたが、まさか、東京のラジオ局に移っていて再登場するとは、てっでした。
蓮子も驚いたそうです(^^)
黒沢「村岡花子先生、我々のラジオ番組に出演して下さい」
花子「てっ? ラジオに?」
語り「てっ。花子がラジオに?! ごきげんよう。さようなら」
このラジオ番組の最後に花子さんがいつも「ごきげんよう。さようなら」と言っていたので、このドラマもそれを真似て、毎回、最後に「ごきげんよう。さようなら」と言うんですよね(^^)
今回から新展開でしたが、ラジオのおばさんの話、注目しています♪(^^)
今回、私が一番好きだったセリフは
汀「作家は不幸なほど、いい作品が書けるのよ」
宇田川「ほっといて」
異常な状況下での恋は長続きしないと、何かの映画で聞いた事があります(^^;)
ドキドキを恋と勘違いするのかも?(^^;)
宇田川先生、ぜひ、その経験を作品にして欲しいです(^^)
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第19週(第109~114回)(8/4~8/9)「春の贈りもの」
第20週(第115~120回)(8/11~8/16)「海にかかる虹」
第21週(第121~126回)(8/18~8/23)「ラジオのおばさん誕生」
【過去レビュー】
第85回「銀ブラ」&第14週最高視聴率♪
第95回(7/18金)&第15週関西最高視聴率♪
第18週(7/28~8/2)「関東大震災」&視聴率推移
第117回(8/13水)「疫痢」&視聴率推移
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連続テレビ小説「花子とアン」
第121回(8月18日)
今回も感想を書きにくいなぁ。
散漫なエピソードだから・・・。
−◆−
<時代は昭和に替わり花子は児童文学の翻訳に没頭していました。>
出た〜〜! お得意のタイムスリップで、一気に時は1932年(昭和7年)5月に進んじゃっています。
<3年前に平祐が亡くなりこのうちは英治と花子だけになってしまいました。>
こんどは平祐(中原丈雄)の死をナレーションベースで処理しちゃった!?
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つくづく思うけどさ
『花アン』って
ビュンビュンと飛び去る時間の合間合間に
中身のない恋話と寒過ぎてギャグとも呼べないギャグが
登場人物の「死」や「不幸」でかろうじて繋げられて
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楽天「本館」の方に、「長谷部先生のモデルは、長谷川時雨とする意見を目にしました~」などというコメントをいただきました。
確かに、名前も「長谷川 時雨」と「長谷部 汀」で、近いですし、時雨さんは女性の地位向上に尽くしていたそうなので、片山廣子さんではなくて、時雨さんっぽい気がしてきました(汗)
でも、原案本では、時雨さんはちらっと出てきただけで、片山廣子さんは沢山登場して花子を助けてくれているのに、全然、登場しないとは・・・(^^;)
投稿: ショコラ | 2014年8月18日 (月) 20時46分