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2014年9月 7日 (日)

【花子とアン】第23週(9/1月~9/6土)感想と視聴率推移

第23週(9/1月~9/6土)も、展開、早くて、波瀾万丈でした。

月曜は、宇田川先生が「ペン部隊」(従軍作家)として戦地の中国へ行くと。

「ペン部隊」は本当にあったそうです。

「アンのゆりかご」によると、林芙美子さんや、吉田信子さん、菊池寛さん、佐藤春夫さん、吉川英治さんなど、次々と、中国へ向かったそうです。

ドラマ内では、醍醐さんがその志に感銘を受けて、その後、醍醐さんも行きました(汗)

ブラックバーン校長がスコット先生と共に、村岡家を訪れて、校長が祖国へ帰ると花子に挨拶に来ました。

火曜~水曜は、兄・吉太郎から蓮子の家に近づくなと言われましたが、花子は無視。

蓮子に電話して、お茶に招きました。

でも、出かける直前、吉太郎たち憲兵隊が来て、龍一が捕まってしまいました(汗)

白蓮の夫(宮崎龍介)が憲兵隊に捕まったのは史実です。

ただ、それは日中戦争の前です。Wikiによると、

「1937年(昭和12年)7月、近衛文麿首相の密使として、蒋介石との和平協議のために中国を訪問しようとするが、これに反対する陸軍は憲兵隊を用いて神戸港で龍介を逮捕した。~ 龍介の上海行きは海軍によって電報が傍受されており、これを知った陸軍強硬派が憲兵を動かして龍介を拘束したのである。」

 

龍介は、首相からの密命で日中戦争にならないように交渉しようとしたのに、戦争をやりたかった陸軍が和平工作を嫌ったようです(汗)

和平工作がうまくいけば戦争にならなかったかもしれないのに、残念です。

このドラマは戦争中なので、龍一が悪者みたいでした(汗)

蓮子は、花子が吉太郎に密告したのではないかと疑い、責めました。

このドラマのテーマは、花子と蓮子の友情なので、ここで一度、2人の友情を壊しておきたかったようですが、この誤解で友情が壊れるのではなくて良かったです。

後で、戦争に対する考え方の違いで対立して、別れてしまいました。

蓮子は、龍一支持で、戦争反対。

醍醐は戦争肯定派。

花子は・・・長い物には巻かれるタイプかな?(^^;)

 

スコット先生もカナダに帰り、その前に村岡家に来て、花子に1冊の本を友情の記念としてくれました。

Anne of Green Gables(アン・オブ・グリーン・ゲイブルズ)』。それは『赤毛のアン』の原書です。

「グリーンゲイブルズ」は、アンが住むカスバート家の屋号で、直訳すると「緑の切妻屋根のアン」となります。

「いつかまたきっと平和が訪れます。その時、この本をあなたの手で、日本の少女達に紹介して下さい」

実際は、恩師ではなく、一緒に『小公子』を翻訳・編集していて、出版社・教文館に勤務していたカナダ人宣教師のミス・ショーが、カナダに帰国前に、花子に友情の記念としてくれたそうです。

 

それから月日がすぐ2年飛んで、昭和16年12月8日、太平洋戦争になり、ラジオから日米開戦のニュースが流れました。

ラジオ局も戦事内容のニュースを伝えることが主となり、さすがの花子ももう子供達に夢を与えられないと思い、9年続いてきたラジオの「子供の新聞」をやめました。

ラジオ局も戦事内容のニュースを伝えることが主となり、さすがの花子も、9年続いてきたラジオの「子供の新聞」をやめました。

「今日限りで『子供の新聞』をやめさせて頂きます。

私の口から戦争のニュースを子供達に放送する事はできません」

漆原部長に「所詮、ごきげんようのおばさんだ」と詰られましたが、やめて良かったでしょう。

これからのこの時代の子供向きの放送は戦争美化の子供を戦争に行かせたいと思わせる放送が多いでしょう(汗)

「今日からラジオ放送のあり方が変わってしまう」と嘆いた有馬次郎(堀部圭亮)さん、プロ意識が一本通っていて、良かったです♪

それにしても、太平洋戦争、負けて終わった時の玉音放送はよくやりますが、始める時の放送、あまりドラマに出てきませんね。それは新鮮で良かったです。

日中戦争から太平洋戦争になり、これから益々、辛い日常となっていくでしょう。

次週も辛そうです(^^;)

 

視聴率、第22週「新しい家族」の週間最高視聴率は、関東は前週(24.3%)より少し下がって24.1%↓(8/26火)、関西は前週(22.7%)より少し上がって、22.8%↑(8/26火)、北海道は、前週(21.2%)より下がって、20.2%↓(8/25月)でした。

 

【視聴率推移】(週間最高視聴率)

                 関東      関西      北海道

初回視聴率(3/31月)       21.8%     18.1%      ?

最高視聴率            25.9%(7/5土) 25.0%(7/14月) 21.6%(7/7月)      

第1週「花子と呼んでくりょう」 23.5%(4/4金) 19.7%(4/4金) 18.7%(4/3木)

第2週「エーゴってなんずら?」  22.3%(4/11金) 21.2%(4/11金) 18.0%(4/9水)

第3週「初恋パルピテーション!」 24.6%(4/18金) 21.3%(4/18金) 20.9%(4/19土)

第4週「嵐を呼ぶ編入生」    24.2%(4/22火) 22.3%(4/25金) 19.2%(4/24木)

第5週「波乱の大文学会」       23.5%(5/2金) 21.9%(5/1木) 18.8%(4/28月・4/29火)

第6週「腹心の友」         24.8%(5/9金) 23.0%(5/6火)  19.0%(5/10土)

第7週「さらば修和女学校」      23.4%(5/14水) 23.3%(5/14水) 21.5%(5/17土)

第8週「想像のツバサ?」      24.0%(5/22木) 22.6%(5/21水) 19.5%

第9週「はな、お見合いする」   24.8%(5/26月) 22.4%(5/29木) 19.1%

第10週「乙女よ,大志を抱け!」   23.1%(6/5木)  23.2%(6/6金)   21.0%(6/5木)

第11週「グッバイ!はな先生」  24.3%(6/11水) 22.5%(6/9月)  20.3%(6/13金)

第12「銀座のカフェ-で会いましょう」23.5%(6/17火)24.0%(6/18水) 20.8%(6/18水)

第13「その恋、忘れられますか?」24.2%(6/24火) 22.7%(6/24火) 20.9%(6/27金)

第14週「ゆれる思い」      25.9%(7/5土) 23.8%(7/3木) 20.0%(7/2水)

第15週「最高のクリスマス」   25.2%(7/11金) 24.6%(7/10木) 21.6%(7/7月)

第16週「あなたがいる限り」   24.7%(7/15火) 25.0%(7/14月) 19.7%(7/14月)

第17週「腹心の友ふたたび」  23.3%(7/25金) 23.2%(7/25金) 20.3%(7/25金)

第18週「涙はいつか笑顔になる」23.6%(8/1金) 24.1%(7/31木) 18.5%(7/30水・8/2土)

第19週「春の贈りもの」    25.3%(8/7木) 23.1%(8/5火) 21.4%(8/5火)

第20週「海にかかる虹」     22.9%(8/11月)21.9%(8/13水) 19.5%(8/12火)

第21週「ラジオのおばさん誕生」  24.3%(8/22金) 22.7%(8/23土) 21.2%(8/22金)

第22週「新しい家族」     24.1%(8/26火) 22.8%(8/26火) 20.2%(8/25月)

第23週「アンとの出会い」

 (くらのすけさん、三連星さん、関西と北海道の視聴率情報、感謝♪)

 

中園ミホさんinあさイチ

公式HP・日めくりノート

 

関西の先週の視聴率一覧(くらのすけさんのブログ)

関東の先週の視聴率一覧(ビデオリサーチ)

関東の日々の視聴率一覧(ドラマ楽園)

 

【日別あらすじ】

第22週(第127~132回)(8/25~8/30)「新しい家族」

第23週(第133~138回)(9/1~9/6)「アンとの出会い」

第24週(第139~144回)(9/8~9/13)「生きている証」

【過去レビュー】

第122回(8/19火)「檀蜜さんのモデルは森光子(春駒)さん」

第125,126回(8/22金~8/23土)「ごきげんよう&もも」と視聴率推移 

第22週(8/25月~8/28木)「美里・誕生&養女」と第21週視聴率

 


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