【軍師官兵衛】最終回感想と視聴率「乱世ここに終わる」
副題「乱世ここに終わる」
新聞ラテ「乱世ここに終わる~遂に決着!波乱の生涯最後に見た天下の夢」
最終回の関東の視聴率は17.6%↑、関西の視聴率は19.4%↓でした。
関東は久々に17%台になりましたが、関西は前回より下がってしまいました(汗)
全50話の期間平均は、関東15.8%、関西18.2%。北部九州は20.8%と高視聴率でした♪
関東の期間平均15.8%で、前作『八重の桜』14.6%、『平清盛』12.0%、『江~姫たちの戦国~』17.7%で、3年ぶりに15%を超えました♪(参考ニュース)
関ヶ原の戦い、たった1日で終わってしまって、如水、残念だったでしょう(^^;)
でも、いい夢を見ましたね♪
天下は取れませんでしたが、息子が筑前52万石貰って、大出世したのだから、悪くなかったかも?
如水も息子は自分を超えたと満足し、家康の天下取りの考えに安心して、所領を貰わず、福岡で余生を過ごしました。
如水、死に際、光に「おまえが妻で良かった」と言いました。
光「殿のお傍にいられて、私は天下一の果報者でございます」と返答♪
その通りでしょう(^^)
政略結婚なのに、愛されて、夫には側室がいず、いつも勝ち馬に乗って戦国を生き抜き、息子は52万石の大大名になり、世継ぎの孫も生まれました♪
如水、家臣達にも「世話になった・・・感謝する」と頭を下げました。
頭を下げたまま、亡くなったのかな??
「如水の死から11年経った」と語りが。
一気に1615年の大坂夏の陣になりました。
関ヶ原の戦いの後、如水の死で終わりかと思ったら、延長の時間で、大坂夏の陣まで駆け足でやりました。
又兵衛が長政と対立して出奔し、豊臣方について、戦死してしまいました(汗)
関ヶ原の時とは違って、豊臣方の兵は殆ど牢人だけだったのだから、負けは見えていたと思いますが、又兵衛、よく豊臣方につきましたね。彼自身が牢人だったのかな?
長政と余程の事があったのでしょう(汗)
一説には、又兵衛の方が父に愛されていたので長政が嫉妬したという説もあるようですが(汗)
でも、さらっと流しただけで、何が原因で、2人が仲違いしたのか、全然分かりませんでした(汗)
前回も書きましたが、ぽっと死ぬシーンだけ入れても、ここに至る経過を描いてくれないと、なぜという思いが強くて、気持ちがついていけません(汗)
大坂夏の陣に負けて、淀と秀頼が自害。
確かに、歴史を振り返ると、これで徳川が天下を取って、乱世は終わりましたね。
でも、当時はまだ本当に乱世が終わったかどうか、半信半疑だったと思いますが?
家康はいい年だったので、家康の死後、また乱世に戻る可能性あったと思います。
家康「終わったか。如水、お主と約束した戦なき世がようやく始まるぞ」
光「ようやく・・・終わりましたか」
長政「はい。乱世がついに終わりました」
光「長かった事」
寒くなり、長政が光の上着を取りに行った間に、光が一人になり、庭を見ていたら、如水の幽霊が現れました♪
花びらが舞い、荘厳な官兵衛の霊が振り返り・・・光を迎えに来たのかな?
と思いましたが、光は長生きで、75歳まで生きているので、まだまだ死なないでしょう(^^)
光「殿、よく生き抜かれましたなあ」
<完>
如水は59歳で病死。
如水の辞世の句は
「おもひおく 言の葉なくて つひに行く 道はまよわじ なるにまかせて」。
結局、乱世が終わったのは、如水の死後11年後でした。
主役で締めるのが定番ですが、主役がもう死んでしまったのだから、こういう形でしか、最後に出せませんね(^^;)
ただ、死後すぐならまだしも11年経ってから、「よく生き抜かれた」と言われるのもちょっと不自然な気がしますが(汗)
きっと締め方、困ったのでしょう(^^;)
如水が天下を狙ったのなら、主人公なくここまでやるより、如水の死で終わりで良かったと思います。
わざわざ乱世の終わりまで入れるのなら、如水が天下を狙ったというエピはやめて、乱世の終わりをぶれずに望んでいたようにした方が良かったのでは?
そして最後の光の台詞は「殿、ようやく殿の望んでおられた乱世が終わりましたよ」と言った方が良かったのでは?(^^)
それなら最後に如水の霊が現れて一緒に喜んでも違和感ありません(^^)
最初に戻ります。
関ヶ原の戦い、どっちつかずの小早川に家康が大砲を撃って脅しをかけ、小早川は家康側につきました。
三成「裏切ったか!」と悔しがる。
これにより、一気に家康側が有利に。
長政は、三成の元に一気に攻め入りました♪
長政の大活躍もあり、たった1日で家康軍の勝利で終わりました。
石田三成、小西行長、安国寺恵瓊の3人が処刑されました。
数日後、九州で戦っていた如水の元にも知らせが来て、たった1日で終わった事が分かり、落胆(汗)
九州の7ヶ国を占領していましたが、全てを放棄して、中津へ戻りました。
長政は如水に、家康から真っ先に手を取って感謝された事を、嬉しそうに話しました。
如水「長政・・・内府殿はおまえの手を取ったと言うが、それはどちらの手じゃ?」
長政「右手にございますが・・・」
如水「その時、おまえの左手は何をしておった?」
長政「左手?」
黙って、如水は去りました。
何の事か分からずいたら、又兵衛が隣にいた人に話しました。
余った手で家康を討てば、大殿の天下になったと。
長政は驚きました(汗)
いつも又兵衛の方が如水の気持ちが分かります(^^;)
家康と如水が会いました。
家康は、畿内にて望み通りの所領をくれると。
如水「それがし、九州にて天下を夢見ていました。我らの間で建前は不要」と、隠さず言いました。
家康「九州でのお主の妙な動き、内心、冷や冷やしておったぞ」と、こちらも本音で答えました。
三成が処刑前、「天下を争う事ができた事、本望でこざいました」と言ったと。
如水「1つ知っておきたいことが・・・
この後、徳川殿はどのような世をお作りになさるのかお聞かせ願いたい」
家康「天下は、それを治めるに相応しい者が治めるのがよい。
されど、天下は1人の天下にあらず。天下は天下の天下なり。
わしが死んでも争いの起こらぬ世を作る。それがわしの望みじゃ」
如水「私利私欲のためではない」
家康「ああ。そなたに約束しよう」
如水「それがし、生涯、戦で負けた事はござらぬ。
されど、此度は内府様に負け申した。
負けて悔いはなし。そう思うておりまする」
家康「息子に超えられたの、如水殿。 跡継ぎに恵まれ、羨ましい事よ」
如水「ありがたきお言葉」
如水は家康が所領をくれると言ったのを断り、福岡に城を作り、そちらで暮らしました。
長政に嫡男も生まれ、「萬徳」と如水が名付けました。
そして、前述の通り、如水が病死。
その11年後、大坂夏の陣で、豊臣が負けて、淀と秀頼が自害。乱世が終わりました。
このドラマ、丁寧に描いた所のバランスが偏っていて、話はイマイチでしたが、岡田さんの官兵衛、とても素敵でした♪
岡田さんが岡田さんとして別番組に出るより、官兵衛のキャラの方の時の方が素敵なくらいでした(^^;)
豪華キャストで、脇役の皆さんも皆、演技がうまく、安心して見ていられました♪
私は歴史に疎いので、半兵衛しか知らなくて、官兵衛は知りませんでしたが、いい勉強になりました♪
尚、総集編、暮れにやります。
来年の大河「花燃ゆ」(主演:井上真央)、松陰の妹・杉文(すぎ ふみ)目線で幕末を描きます。
「八重の桜」が会津目線で、薩長が悪者だったので、バランス取るのかな?(^^;)
杉文は、八重のように派手な活躍はしていませんが、ちょっと変わった幕末ドラマになる事を期待します♪(^^)
【最終回あらすじ】 (Yahooテレビより)
関ヶ原の戦いは長政(松坂桃李)の活躍で家康(寺尾聰)が勝利した。そのころ如水(岡田准一)は天下を狙って九州の大半を手にしたが、天下分け目の決戦が一日で終わり、その夢は破れる。三成(田中圭)は謀反人として捕えられ、長政は筑前52万石の太守となる。如水は大坂で天下人となった家康と対じ、その志の高さに触れ潔く負けを認める。新たに築城した福岡で如水は静かな晩年を過ごし、やがて戦国乱世は最後の瞬間を迎える。
【視聴率推移とレビューリンク】 (視聴率は関東地区)
[第1回]18.9%(関西23.0%) [第2回]16.9%(関西17.8%)
[第3回]18.0%(関西18.3%) [第4回]16.5%(関西19.8%)
[第5回]16.0%(関西21.8%) [第6回]15.0%(関西15.8%)
[第7回]15.2%(関西19.3%) [第8回]16.1%(関西16.8%)
[第9回]15.4%(関西19.0%) [第10回]15.7%(関西18.9%)
[第11回]15.8%(関西15.7%) [第12回]15.8%(関西17.9%)
[第13回]12.9%(関西15.1%) [第14回]14.9%(関西15.8%)
[第15回]14.9%(関西18.3%) [第16回]16.2%(関西17.9%)
[第17回]15.6%(関西17.7%) [第18回]12.3%(関西14.9%)
[第19回]13.7%(関西16.3%) [第20回]15.0%(関西17.3%)
[第21回]14.8%(関西19.1%) [第22回]16.6%(関西18.1%)
[第23回]16.0%(関西18.7%) [第24回]17.5%(関西19.3%)
[第25回]16.4%(関西16.4%) [第26回]14.9%(関西17.6%)
[第27回]16.7%(関西20.3%) [第28回]17.5%(関西22.1%)
[第29回]19.4%(関西20.5%) [第30回]15.6%(関西17.7%)
[第31回]18.2%(関西20.7%) [第32回]16.1%(関西19.2%)
[第33回]16.7%(関西16.9%) [第34回]13.0%(関西17.4%)
[第35回]14.3%(関西14.0%) [第36回]15.1%(関西17.4%)
[第37回]14.6%(関西16.1%) [第38回]15.0%(関西17.7%)
[第39回]14.6%(関西15.1%) [第40回]17.6%(関西18.9%)
[第41回]14.1%(関西16.6%) [第42回]15.6%(関西17.9%)
[第43回]15.3%(関西15.7%) [第44回]15.0%(関西18.2%)
[第45回]16.8%(関西18.4%) [第46回]16.4%(関西19.6%)
[第47回]15.4%(関西17.3%) [第48回]16.6%(関西20.3%)
[第49回]15.8%(関西21.3%) [第50回]17.6%(関西19.4%)
[全話平均]15.8%(関西18.2%、北部九州20.8%)←(参考ニュース)
先週の視聴率一覧(ビデオリサーチ)
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そして徳川家康が征夷大将軍に任じられ、江戸幕府が開かれた慶長8年(1603年)頃から、官兵衛は病に伏すところとなります。その頃から、官兵衛はどういうわけか、人が変わったように家臣に冷たく当たるようになり、難癖を... [続きを読む]
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お久しぶりです。最終回の終わり方についての提言、まさにおっしゃる通りですね。プロの脚本家よりよほどよくわかっていらっしゃる。twitterでも最終回の終わり方に関しては不満続出ですが、ショコラさんの言うような終わり方であれば、不満は出なかったでしょう。
官兵衛が死ぬのがちょうど45分ぐらいだったので、もしかして、最終回に延長枠が取れるかどうか怪しくて、もし延長が取れなければ官兵衛の死で終わり、延長枠が取れたら大阪の陣をやるとか、そういう内輪の事情でもあったんだろうかと訝しんでいました。
> 確かに、歴史を振り返ると、これで徳川が天下を取って、乱世は終わりましたね。
> でも、当時はまだ本当に乱世が終わったかどうか、半信半疑だったと思いますが?
これまたごもっともな指摘です。私見ですが、多くの人が、これで乱世が終わった、と感じたのは、1590年の秀吉の小田原攻めのあとではないでしょうか。これで一応統一国家が再形成されたわけです。その後、朝鮮出兵や関が原、大阪の陣が起きるとはいえ、小国同士の小競り合いは一切なくなりましたから、毎日いつ寝首をかかれるか不安な生活は終わりを告げ、それなりに安心して暮らせるようになったと思います。
また大阪の陣のあと250年も戦が起きなかった件はおっしゃる通り結果論で、伊達政宗や松平忠輝など、天下を取るチャンスを窺っている勢力もありましたし、関が原のあとの過酷な処置に苦しむ毛利・薩摩なども、不満が高じて挙兵する可能性がありました。世間の人は、戦が「起きなければいい」が、とは思ったでしょうが、これで乱世が「終わった」、とはその時点では思っていなかったと思います。
実際、大きな戦は起きなかったものの、島原の乱や由井正雪の乱など、小さな戦はまだまだ続きますからね。
まあ、家康が官兵衛に向かって「天下は、それを治めるに相応しい者が治めるのがよい」と言うセリフは、秀吉が死ぬ前に官兵衛に「秀頼を頼む」と言った時に官兵衛が返したセリフと同じ。ここだけは最終回にふさわしいシーンでした。
投稿: CHARADE | 2014年12月22日 (月) 13時57分
>>如水が天下を狙ったというエピはやめて、乱世の終わりをぶれずに望んでいたようにした方が良かったのでは?
たしかにその点は疑問ですね。
結局如水は、天下を狙いたかったのか
それとも、乱世を終わらせたかったのか
そのどちらだったのか
はっきりしないようにも思います。
ただ、このような時代は、結局、強いものが天下を治めなけば
収拾がつかないものなので
天下を狙うということと、乱世を終わらせるということは
同じ意味であるようにもとれますが・・・
関が原に関しては
結局、小早川の寝返りを見抜けかなったのは
如水の老いなのかな?
若いころの彼であれば、そのあたりはぬかりがなかったように思うのですがね。
それに比べて
家康は、老いて力を伸ばす恐ろしさがあるように感じました。
投稿: 脱包茎した金次郎 | 2014年12月22日 (月) 17時58分
後藤又兵衛に関しては、如水自身が自分の死後は放逐するように遺言した説もあります。
分かる人には分かるんですが、組織に属する男はざっくり大別して、二種類に分けられます。
即ち、上に従順で下に厳しいか、上に反抗的で下に優しいか。
後藤又兵衛は典型的な後者で、部下に優しい記録は数多くありますが反面、上司を悪し様に罵る記録も多数あります。
三国志でいうと、関羽は典型的な後者で、張飛は典型的な前者です。張飛はその性格が災いして、自分の部下に暗殺されることになります。
投稿: | 2014年12月22日 (月) 23時25分
>CHARADEさんへ
コメント、ありがとうございます。
お返事、遅くなってしまって、すみません。
最終回の終わり方、同意していただけて、良かったです(^^)
>官兵衛が死ぬのがちょうど45分ぐらいだったので、もしかして、最終回に延長枠が取れるかどうか怪しくて、もし延長が取れなければ官兵衛の死で終わり、延長枠が取れたら大阪の陣をやるとか、そういう内輪の事情でもあったんだろうかと訝しんでいました。
ほんと、丁度45分位だったので、私も延長になってしまったので、急遽、大坂夏の陣以降を付け加えたのではないかと思いました(^^;)
>私見ですが、多くの人が、これで乱世が終わった、と感じたのは、1590年の秀吉の小田原攻めのあとではないでしょうか。これで一応統一国家が再形成されたわけです。その後、朝鮮出兵や関が原、大阪の陣が起きるとはいえ、小国同士の小競り合いは一切なくなりましたから、毎日いつ寝首をかかれるか不安な生活は終わりを告げ、それなりに安心して暮らせるようになったと思います。
そうですね。
この時から、秀吉の死まで朝鮮にさえ行かなければ、日本国内は戦争のない世になったのですよね(^^)
>また大阪の陣のあと250年も戦が起きなかった件はおっしゃる通り結果論で、伊達政宗や松平忠輝など、天下を取るチャンスを窺っている勢力もありましたし、関が原のあとの過酷な処置に苦しむ毛利・薩摩なども、不満が高じて挙兵する可能性がありました。世間の人は、戦が「起きなければいい」が、とは思ったでしょうが、これで乱世が「終わった」、とはその時点では思っていなかったと思います。
ですよね(^^)
>まあ、家康が官兵衛に向かって「天下は、それを治めるに相応しい者が治めるのがよい」と言うセリフは、秀吉が死ぬ前に官兵衛に「秀頼を頼む」と言った時に官兵衛が返したセリフと同じ。ここだけは最終回にふさわしいシーンでした。
ここは、「天下は、それを治めるに相応しい者が治めるのがよい」以降のセリフが大切だったと思います。
「されど、天下は1人の天下にあらず。天下は天下の天下なり。わしが死んでも争いの起こらぬ世を作る。」
これは、前述の台詞の更に進化系で、天下に相応しい人(自分)が死んでもずっと争いの起こらぬような世の中にしていきたいという考えで、官兵衛は自分の負けを認めたのだと思います(^^)
その考えのもと、いろいろな制度を作ったので、江戸時代は長く続いたのだと思います(^^)
投稿: ショコラ | 2014年12月26日 (金) 20時43分
>金次郎さんへ
コメント、ありがとうございます。
お返事、遅くなってしまって、すみません。
>ただ、このような時代は、結局、強いものが天下を治めなけば
収拾がつかないものなので
天下を狙うということと、乱世を終わらせるということは
同じ意味であるようにもとれますが・・・
確かにその通りですね(^^)
乱世を終わらせるために、自分が天下を取るという事を全面に出してくれれば、違和感はなかったんですが・・・
このドラマは野心で天下を狙うような形にしてしまったので、ぶれたように見えてしまいました(^^;)
>関が原に関しては、結局、小早川の寝返りを見抜けかなったのは
如水の老いなのかな?
>若いころの彼であれば、そのあたりはぬかりがなかったように思うのですがね。
小早川は優柔不断で迷ってばかりいたので、自分でもどちらにつくか、戦いが始まるまで決めてなかったかも?(^^;)
また、予想外に長政の調略がうまかったのでしょう(^^)
九州で戦っていたので、直前の戦況の雰囲気は官兵衛まで伝わっていなかったのでしょうね(^^;)
このドラマでは九州、関ヶ原に近そうですが、実際、遠いでしょう(汗)
kのドラマでは朝鮮さえ、近くに感じました(汗)
>それに比べて、家康は、老いて力を伸ばす恐ろしさがあるように感じました。
そうですね♪
家康は漢方を愛用していたせいか、年をとってもとても元気で、老いを感じませんでしたね(^^)
投稿: ショコラ | 2014年12月26日 (金) 21時06分
どなたか分かりませんが、12月22日 (月) 23時25分にコメントを下さった方、ありがとうございます。
お返事、遅くなってしまって、すみません。
>後藤又兵衛に関しては、如水自身が自分の死後は放逐するように遺言した説もあります。
それは初めて聞きました。
Wikiの後藤基次の欄に、「長政との確執・出奔」という欄があって、いろいろと出奔の理由が書いてありますが、その中にも如水自身が自分の死後は放逐するように遺言したという説はありません。
<Wikiの後藤基次の事項>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E8%97%A4%E5%9F%BA%E6%AC%A1
どちらかと言うと、如水は子供の頃(8歳~)から又兵衛を育ててきたので、彼に甘かったけれど、長政と又兵衛はいろいろと確執があったという印象です(^^;)
子供の頃、兄弟のように育てられて、又兵衛が8歳年上だったし、長政を見下していて、如水が自分の殿であり、長政を殿とは思っていなかったのかも?(汗)
歴史に詳しくないので、真実は分かりませんが(汗)
又兵衛は如水の死から2年後、出奔。一族皆で細川忠興を頼りましたが、長政が怒って、退去させられ、その後、長政は、「奉公構」を出して、又兵衛がどこにも雇って貰えないようにしています(汗)
そうとう又兵衛を恨んでいたのでしょう(汗)
>分かる人には分かるんですが、組織に属する男はざっくり大別して、二種類に分けられます。
> 即ち、上に従順で下に厳しいか、上に反抗的で下に優しいか。
> 後藤又兵衛は典型的な後者で、部下に優しい記録は数多くありますが反面、上司を悪し様に罵る記録も多数あります。
> 三国志でいうと、関羽は典型的な後者で、張飛は典型的な前者です。張飛はその性格が災いして、自分の部下に暗殺されることになります。
そうですか(^^)
投稿: ショコラ | 2014年12月26日 (金) 22時11分