【花燃ゆ】第7回感想と視聴率最低「放たれる寅」
副題「放たれる寅」
新聞ラテ「放たれる寅~今夜復活!松下村塾への一歩は夢から」
第7回の視聴率は、前回の13.3%より下がって、11.6%で、最低視聴率でした(汗)
また伊之助が寅次郎のために奔走する話で、あまり変わり映えがしなかったからかも?(^^;)
関西の視聴率は、20位(15.0%)以内に入っていなかったので、14.9%以下としか分かりませんでした(汗)
ちなみに、関西の前回は15.0%だったので、それより下がりました(汗)
今回は、文が寅次郎を野山獄から出してあげたいと言い出し、家族は相手にしてくれなかったので、獄中の久子(井川遥)に相談。
久子は、殿方の味方を見つけて任せればいいと教えてくれました。
「殿方には殿方の繋がりがあるという事です。
裏ではどんなに疎んじあっていても、表だっては1つにまとまり、決してよそ者を受け付けません。
女子どもが何を言ったところで、殿方同士の決め事が覆る筈はありません。
ですから、できる者を見つけて任せればいいんです。
味方を見つけるんです、殿方の」
寅次郎は獄中で書いた「福堂策」を兄の梅太郎に託しました。
「福堂策」とは、アメリカの牢獄を例に挙げて、更生を目的として、獄囚による自治や学芸を推奨し、医師の回診などを提案したもので、当時としては画期的な意見書でした。
しかし、梅太郎は罪人が意見書を出す事を危ぶみ、家に留め置く事としました。
でも、文はそれを書き写し、伊之助に意見を聞きたいと託しました。
それを読んで、伊之助はやはり寅次郎は藩に必要な人材だと思い、出獄のため、あちこち奔走♪
伊之助→桂小五郎(東山紀之)→水戸の御老公→周布政之助(石丸幹二)→藩主・毛利敬親(北大路欣也)と、福堂策と赦免嘆願が届きました。
毛利敬親は、梅太郎を茶室に招き、2人きりで会いました。
梅太郎は恐れ多くて平伏。
寅次郎が子供の頃、敬親が彼にあげた短刀、密航の時に持っていて押収したのを返し、寅次郎の出獄を許し、自宅蟄居を命じました。
毛利敬親、いい人ですね♪(^^)
でも、寅次郎は出る事を拒否。
「私はこのままで構いません。
『福堂策』とは、獄でさえ改めれば、人を善に導く福堂となす事ができる。そう説いたものです。
なのに、説いた私がここを出てしまっては、肝心な論がただの絵空事になってしまう。
私は、ここで紙の上の文字ではない、生きた言葉と人を学びました。
これからもそれを全うしとうございます」
杉家の皆は、驚きました。
そして、今度は父が寅次郎の元に訪れました。
文がおまえから学びたがっていると・・・
この時代、女に教えても仕方ないと思いますが(^^;)
野山獄の人々は、寅次郎に出て行って欲しくないと思っていました。
でも、出て行かないときっぱり断り、これまで通り、皆に教える寅次郎を見ているうちに、段々、これでいいのかと心配になり・・・
特に、久子はそう思い、富永(本田博太郎)に相談。
富永さんが中心となって句会を開きました。
句会で、皆、寅次郎を送り出すための別れの俳句を披露。
寅次郎はもしかしてと気づきました。
最年長者の大深(品川徹)が
「獄囚が真に更生したかどうかは、獄を出なければ分からんという事じゃ。
ここを出てここで学んだ事が世に活かされて初めて、この獄は福堂であったと、そう言えるのではないかな」
という訳で、野山獄の外は文、内は久子が陰で男達を動かし、伊之助と富永・大深が中心となって、寅次郎が野山獄から出るのを実現しました。
出たくても殆どの人は出られないのに、寅次郎の事が大好きで、ずっと一緒にいたかったのに、笑顔で俳句を詠んで送り出し、野山獄の皆さん、温かでした♪
特に、寅次郎が外へ出た時は、皆、音を立てて送り出し、寅次郎も涙ぐみ、感動的でした♪(^^)
でも、全体としては、また伊之助が寅次郎のために方々を駆け回り、寅次郎はのほほんとしていて、同じパターンだなと変わり映えのしない印象でした(汗)
たまには寅次郎が伊之助のために何かしてあげて欲しいです(^^;)
桂小五郎役の東山紀之さん、今回は結構セリフがありましたが、大岡越前にしか見えないです(汗)
そのうちに慣れるかな?(^^;)
長州藩の重臣・椋梨藤太(内藤剛志)が伊之助に、寅次郎という刀の鞘となれと命じたのが、新鮮でした(^^)
「なかなか大胆な男じゃの。
寅次郎の赦免嘆願のため参った面構えも、なかなかのものであった。
わしは、お主に興味を持った。
お主は、これから鞘になれ。吉田寅次郎という刀のな。
あやつは確かに逸材なれど、危うい。
一度、道を外せば、藩そのものを脅かす刃になるやもしれぬ。
そうならぬよう、寅次郎を見張れ」
寅次郎が刀で、伊之助が鞘。
それはピッタリかもしれません♪(^^)
見張るというのはスパイみたいで気が引けますが、伊之助は今までもいつも寅次郎を見ていたので、ただ、それを報告する事くらいでしょう(^^;)
寅次郎は、「二十一回猛士」の夢を見て、猛々しい事を21回やるそうです(汗)
既に3回やったので、あと18回との事ですが・・・
そんなにやる前に切腹させられそうな気がします(^^;)
次回は、「熱血先生、誕生」
有名な松下村塾、文が立ち上げそうです(^^;)
久坂玄瑞(東出昌大)が久々に登場♪
高杉晋作(高良健吾)も登場します♪
朝ドラでは、高良健吾さんが井上真央さんの夫役でしたが、今作では朝ドラでも実生活でも杏さんの夫・東出さんが夫となります(^^)
【第7回あらすじ】 (Yahooテレビより)
寅次郎(伊勢谷友介)が学びの場をつくったことで、囚人たちは希望を取り戻し、野山獄の雰囲気は変わりつつあった。一方で文(井上真央)は、兄を獄から救い出したいと考えていた。しかし、そのすべを知らない文は、女囚の久子(井川遥)に相談し、あるものを伊之助(大沢たかお)に託す。文の思いと寅次郎の存在の大きさをあらためて知った伊之助は、寅次郎の赦免のために奔走する。しかし、それは大きな賭けでもあった。
【レビューリンクと視聴率推移】 (視聴率は関東地区)
[第1回]16.7%(関西16.9%) [第2回]13.4%(関西14.8%)
[第3回]15.8%(関西15.7%) [第4回]14.4%(関西16.9%)
[第5回]12.8%(関西? 15.1%以下) [第6回]13.3%(関西15.0%)
[第7回]11.6%(関西? 14.9%以下)
【作】 大島里美 / 宮村優子
【音楽】 川井憲次
【題字】 國重友美
【語り】 池田秀一
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