【花燃ゆ】第20回感想と視聴率最低「松陰、復活!」
副題「松陰、復活!」
新聞ラテ「松陰、復活!松下村塾の双璧とその妻が逆転ねらう」
第20回の視聴率は、前回の11.1%より下がって、9.4%(関東)。最低視聴率でした(汗)
統一地方選のため、前倒しで放送した回(9.8%)を下回ってしまいました(汗)
これはちょっと厳しいかも?(汗)
皆で英国公使館に焼き討ちに行き、塾生達、まさにテロリストですね(汗)
久坂だけ行かないのかと思いましたが、最後に遅れて合流。
一緒に焼き討ち?(汗)
彼を最後に動かしたのは、仲間意識ではなく、松陰への思いでした(汗)
一人、参加しない方が余程、勇気のいる事で、最後まで参加しないで欲しかったですが、史実は参加しているので、仕方ないですね(汗)
最初に戻ります。
伊之助と久坂に説得された周布は、「破約攘夷」に向けて動くべきだと、藩主・毛利敬親(北大路欣也)に上申しました。
「破約攘夷」とは、幕府が列強と締結した通商条約を破棄して攘夷を決行する事です。
長州藩は、藩是を大転換し、「破約攘夷」を掲げる事に。
久坂の謹慎がとかれ、長井雅楽が失脚しました。
上海から高杉晋作が萩に戻り、敬親に清国の現状を伝え、異国の脅威と攘夷の必要性を訴えました。
高杉「一刻も早う軍備を固め、長州ただ一藩なりとも立ち上がり、目の前の敵を打ち払わねば!」
京の置屋で、高杉と久坂と稔麿などが話しました。
「殿の御前で藩是にケチをつけるとはの」
高杉「お前は異国を知らん」
久坂「はっ! 早速、自慢話か」
高杉「俺も知らんかった。清国はもうしまいじゃ。
居留地への橋を渡るのに、清国人は金を払わされるんじゃ。自分の国を歩くのにぞ。
ささいな事で殴られ蹴られ、ただ異人に従わされ…」
久坂「お前が上海に行っとる間、我らは同志を募り、決死の思いで長井を倒そうとした。
そのために亀太郎は死んだ」
稔麿「私も松陰先生が死に、亀太郎が死に、この死を決して無駄にしてはいけんと、それで戻ってきたんです!」
久坂「今は足元を固める時じゃ。
そのためには、まず朝廷に働きかけ、幕府を動かす」
高杉「つまらん」
久坂「何じゃと?」
高杉「お前の考えはつまらん。何も狂うてはおらん!
そねな ありきたりなやり方で攘夷がなると思うか?
亀太郎を殺したんはお前じゃ。
お前のつまらんやり方が、亀を追い詰めたんじゃ」
高杉、帰り、久坂、廊下で泣く。
それを芸妓の辰路(たつじ)(鈴木杏)が見かけて、別の芸妓に名前を聞きました。
男泣きに興味を持ったようです(^^;)
「破約攘夷」を周辺国と共にするため、伊之助は、敬親の許可を受け、毛利家の一族で領地を分け与えられている4つの支藩を訪ね、説き伏せて回りました。
これは大変ですね(汗)
最初から攘夷を掲げるより、「破約攘夷」は更に難しそうな気がするのですが(汗)
でも、うまくいって、伊之助は敬親公から褒美を貰える事となり、吉田松陰の名誉回復と、吉田家再興を願い出ました。
久坂は京で、朝廷の有力者・三条実美(さねとみ)(上杉祥三)を接待して工作を試みました。
でも、彼は何も喋らず、料理も食べてくれず、うまく行かずに困ってしまいました。
それを辰路が助けてくれました。
辰路の話だと、三条は度々口の中におできができる事があるので、今回もそうではないかと。
久坂は、それを聞いて、梅干と黒焼の茄子のヘタを貼るよう指示。
そうしたら、すぐに痛みが消えて楽になったようです。
そんなに即効性があるなんて、びっくりです(汗)
普通、口内炎が治るには数日かかると思いますが(^^;)
とにかく「医者坊主」と言われていたと自ら言い、医者坊主が役立って良かったです♪(^^)
ただ、辰路のお陰も大きかったですが…
久坂は、彼女にお礼を言い、何かお礼をしたいと言いました。
すると、うちの旦那さんになってほしいと♪
驚いて国元に妻がいると言いましたが、辰路は笑いました(^^;)
辰路「うちには夢がおすねや。
勤王の志士の方達のお力になって、芸妓として名ぁをあげたいんどす。
うちもこれぞと見込んだ方のお力になって、
『さすが辰路や』そないに言われてみたいんどす。
それができたら一世一代の誉れや」
久坂「それが君の志?」
辰路は、愛ではなく、芸妓として名をあげたいという志とは(汗)
なんだか、愛人にはしたくなくて、無理矢理、志にこじつけたよう(^^;)
他の男とも付き合っているようで、久坂の様子を聞かれていましたが、見込んだ人、数人いるのかな?(^^;)
このドラマでは、久坂、文とラブラブな事になっているので、それで久坂が浮気するのはまずいという判断なのかな?(汗)
辰路役の鈴木杏さんの演技はいいですが、このキャラには、ちょっとがっかりでした(汗)
名をあげたいより、辰路の片思いで見返りを求めず尽くす女にした方が、もっと魅力的だと思うのですが?(^^;)
でも、今回の脚本は宮村優子さんで、次回の脚本は、金子ありささんなので、辰路のキャラも、もしかしたら次回、ガラッと変わるかも?(^^;)
このところ、毎回、脚本家、変わっています(汗)
現場、あたふたしてるのかな??(汗)
辰路役、最初、広末涼子さん(34)がオファーを受けていましたが、第3子妊娠で辞退しため、鈴木杏さん(28)に決まったとの事。
広末さん、辞退して良かったかも?(^^;)
鈴木杏さんにとっては、初めての大河出演で良かったかも?(^^)
寿の息子、篤太郎が松陰の本を読み、段々、近所の子達も松陰の本を読むようになり、文は松下村塾を復活させようと思いました。
敬親が松陰の言葉を時々、聞きたくなると言ったと聞いて、梅太郎たちは、吉田家再興も夢じゃないと思い、松陰の本を写本して殿に献上しようと明るくなりました(^^)
吉田家って、文たち杉家の事でしょうか?
吉田家が取り潰されていたとは知らなかったです(汗)
伊之助のお陰もあり、松陰への藩のお咎めが解け、吉田家も再興できました♪
高杉の妻・雅と久坂の妻・文で、兄の松下村塾を復活させようと、文は雅を誘いました。
雅は、なんだかんだで、文の子分のようになって利用されていますね(^^;)
雅は前回、KYでしたが、今回はいい子で、文ととても仲良くなりました♪(^^)
そして、元塾生達は攘夷の狼煙(のろし)を揚げる事に。
おまえの事だから異人を斬るか襲うのだろうと久坂が言い、それはまずいと言う人もいて、皆で言い合いに(汗)
伊藤利助が温和策として、狼煙を揚げるのに人を殺すのは物騒なので、英国公使館を焼き討ちしたらどうかと提案(汗)
久坂だけ「やらん」と言いましたが、
高杉「日本をひっくり返すんぞ。お前なしでできるか」と、絶対来るよう言いました。
以前、長井を斬ると息巻いてた久坂が、今回、どうして反対したのか理由がよく分からなかったです(汗)
単に、高杉への対抗心に見えてしまいましたが(汗)
久坂は最初、行きませんでしたが、「君は何を志しますか?」という松陰の言葉を思い出して、遅れて英国公使館に行きました。
夜、現場で皆に合流。
一緒に歩いて行き、焼き討ちする寸前で終わりました(汗)
攘夷というと聞こえはいいけれど、やっている事は殺人計画や焼き討ち計画で、テロリストな訳で…(汗)
テロリストとそれを支える家族のホームドラマの様相が強くなり、見るのちょっと苦しいかも?(汗)
戦争って勝てば何でも正当化され、結局、長州と薩摩が勝ったから、明治政府は長州の人が沢山いたわけで…
長州に有名人が多いのは勝ったからだと、私は思う。
会津だって優秀な人は沢山いたのに、負けてしまったから、歴史に残った人が少なくて・・・
伊藤利助(伊藤博文)も焼き討ちや暗殺に関わっているのに、初代内閣総理大臣になれた訳で・・・
結局、要領と運のいい人が残るのでしょう(^^;)
次回は、「決行の日」です。
久坂と辰路が急接近♪
長州藩が遂に攘夷を決行するそうです。。。
【第20回あらすじ】 (Yahooテレビより)
上海から高杉晋作(高良健吾)が萩に戻り、毛利敬親(北大路欣也)に提言し異国の脅威を訴える。また小田村伊之助(大沢たかお)は、毛利家の一族で領地を分け与えられている4つの支藩を訪ね、政策の一致団結を目指して駆け回っていた。夫の帰りを待つ文(井上真央)は自らの力で松下村塾を守っていくことを心に決めるが、その頃、京都の久坂玄瑞(東出昌大)は芸妓の辰路(鈴木杏)に窮地を救われ、急速に距離を縮め…?!
【レビューリンクと視聴率推移】 (視聴率は関東地区)(カッコ内は脚本家名)
[第1回]16.7%(大島) [第2回]13.4%(大島) [第3回]15.8%(大島)
[第4回]14.4%(宮村) [第5回]12.8%(宮村) [第6回]13.3%(宮村)
[第7回]11.6%(宮村) [第8回]13.0%(大島) [第9回]12.9%(大島)
[第10回]12.7%(宮村) [第11回]14.0%(宮村) [第12回]13.2%(大島)
[第13回]11.7%(宮村) [第14回]11.2%(大島) [第15回]9.8%(大島)
[第16回]10.7%(宮村) [第17回]12.6%(宮村) [第18回]10.2%(金子)
[第19回]11.1%(大島) [第20回]9.4%(宮村)
(第15回は統一地方選開票速報のため、7:15~8:00に前倒し)
(脚本:大島里美, 宮村優子, 金子ありさ)
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異国の脅威を訴える。
また小田村伊之助(大沢たかお)は、毛利家の一族で領地を分け与えられている
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