【花燃ゆ】第23回感想と視聴率「夫の告白」
副題「夫の告白」
新聞ラテ「夫の告白 長州最大の危機に家族をも巻き込む秘密が」
第23回の視聴率は、前回の11.0%より下がって、10.4%でした(汗)
サブタイトルの夫の告白とは「京の女と情を通じた」という久坂の告白でしょう(^^;)
私、これ、ちょっと意味がよく分かりませんでした(^^;)
肉体関係を持ったという事ではなく、好きになったという意味でしょうか?
勿論、映像から肉体関係を持った事はよく分かりましたが、好きとなると、それ以上にショックでしょうね(^^;)
それにしても、これは、文と久坂との関係には影響するかもしれませんが、長州最大の危機とは別問題で、別次元の話でしょう(汗)
新聞ラテ、「長州最大の危機」で止めておいた方が良かったのでは?(^^;)
以前から雅などに京に愛人がいるみたいな事、ほのめかされていたので、文、気持ちの準備はできてただろうと私は思ったのですが、それにしてはショックが大きかったようにも感じました(^^;)
私はそれより最近、文が戦場やいろいろな所に出張っていくのが気になりました(汗)
殿様と直接話したり、久坂達が戦っている所まで行って邪魔になったり、今回は奇兵隊に耳の聞こえないトシが入るというので、奇兵隊のいる下関まで文が連れて行ったり・・・(汗)
帰り、女一人で帰って来るのは、逆に危ないかも?(汗)
そして、最後に失脚した三条ら7名の公家七卿と共に京を追われた長州藩士2000名の中に久坂もいて、彼らが途中で休んだ三田尻まで文は来ていて、久坂をお出迎え。
前述の夫の告白を聞く羽目になってしまいました(汗)
ドラマ上、盛り上げようとして、文がとても行くとは思えない重要な所に出張って、「江」のようになってしまった感じがしますが(汗)
とにかく、元々、愛のない結婚だった久坂と文を恋愛結婚にしてしまったので、久坂がどういう気持ちで浮気したのか、苦労した感じでした(^^;)
辰路は好きだった薩摩藩士の阿久利に振られ、自暴自棄になった所へ、同じく八月十八日の政変で失脚どころか、長州を滅亡の危機に陥らせてしまった久坂も自暴自棄になって、2人は心を通じ合わせました。
それに、やはり辰路は男の涙が好きなよう(^^;)
ついてないと泣いてた久坂に抱き着き、彼の涙を拭いました♪
「出会うた時から分かってました。
おんなし匂いがしましたさかい。淋しいお人やて。
幸せなあんたさんの奥方は、きっとあんたの心の本当の真ん中には触れられん。
うちにはそのお顔、見せてくれはってもええどすえ」
久坂、辰路を押し倒す♪
翌朝、久坂が目覚めた時には、もう辰路はいなくて、久坂は反省。
久坂「俺は最低じゃ・・・」
そして、文には
小田村伊之助の次男・久米次郎を養子に貰い受けたいと思っていると手紙を出しました。
その手紙を読んで、久坂の覚悟を感じ、文は萩に戻るのを待っていられなくて、三田尻まで迎えに行きました。
久坂は萩まで戻る気はなくて、ここで京へ1人戻り、長州の復権を図ると仲間に言ったので、文、来て良かったですね(^^)
萩で待っていたら会えなかったでしょう(汗)
「お帰りなさい」と宿泊先の民家で出迎えた文を見て、久坂は驚きました(汗)
そして、手紙にあった養子の件を聞きました。
文「久米次郎の事・・・跡継ぎを貰うて、そういう覚悟で頑張るっちゅう事ですよね?
ちいとは話してくれてもええやないですか?」
久坂「・・・」
文「あなたが1人でいたかろうと、私に会いとうなかろうと、あなたが帰ってきたら、私は出迎えるんです。
嫌がったって仕方ありません。私はあなたの妻なんですから」と久坂を見る。
久坂「俺を見んな!
京の女と情を通じた」
文「!」
しばらくして、
文「…なんだ…そねぇな事…そねぇな事位…」と出て行こうとする。
久坂「文!…」と引き止めようとするが、その手を振りほどいて、文、出て行く。
<続く>
ここで素直に告白する必要もなかったと思いますが、正直者だから、久坂、隠しておけなかったのかもしれませんね(^^;)
文、もしかしたら女がいるかもしれないと分かっていても、夫の口から堂々と告白されたら、やはりショックを受けるでしょう(汗)
久坂は実際、結婚した早々から、まるで文から逃げるかのように、あちこち行っていて、殆ど杉家に帰ってきた事がありません(汗)
忙しい事もあるのでしょうけれど、今は、自分のせいで長州の危機になってしまって、会わせる顔がないのかもしれませんね?
久坂が懸命に接待し続けていた公家達、結局、八月十八日の政変で長州と共に失脚してしまったので、長州に行かされる事になりました(七卿落ち)。
久坂と木島又兵衛(山下真司)らに愚痴を零しました(汗)
公家「長州などと、そんな地ぃの果てに流されるとはなあ…」
木島「地の果てほど遠くは…」
三条西「やりすぎたんや。長州の田舎医者風情が見の程も知らんと」
久坂、伏せたまま、唇を噛みしめました(汗)
その悔しさを外の通路で出し、壁を叩いた所を丁度、辰路が見ていました。
久坂「俺が1人走った。何でじゃ。何でいつもこうなる!」
そして、久坂、一人で部屋に戻って、松陰の写本を見て…
「国をまとめるどころか、俺が長州を潰してしまう。
俺の至誠が…真心が足りんのじゃろうか?
俺の志が間違っとるんじゃろうか?」
公家達に悪口、言われて悔しかった事でしょう(汗)
ただ、久坂を見ていると、やはり未熟さを感じてしまいます(汗)
高杉の方が余程、状況が分かっている感じで、かなり差が出てしまった様子(汗)
高杉は奇兵隊総督を免じられ、政務座役専任として、藩の政に加わる事になりました。
「百聞は一見にしかず」と言いますが、やはり高杉は上海に行って欧米諸国の怖さを体感したので違うのでしょう(^^;)
日本に来ている軍艦ではなくて商船を攻撃しても勝てるのは当然だし、その仕返しに軍艦が来たら、とても勝てないのを、高杉はちゃんと分かっていました。
でも、久坂は国が一致団結して皆で攻撃すれば勝てると思っていました。
黒船を見たはずなのに、欧米は、軍艦も銃も当時の日本とは、全然、違うのに、彼はその差が分かっていなかったのでは?(汗)
また、攘夷を口実に討幕を企んでいた人もいたし、思惑はいろいろで…(汗)
この時、薩摩は会津と組んで、長州を倒しましたが…
「龍馬伝」程度の知識しかありませんが、龍馬がこの両者を組ませようとするんですね(^^;)
武器商人の龍馬は、高杉以上に情勢が見えていたのでしょうね?(^^)
でも、その頃、久坂は…(汗)
次回は、「母になるために」
次回は新選組の沖田総司(賀来賢人)が登場します♪
【第23回あらすじ】 (Yahooテレビより)
文(井上真央)は、弟・敏三郎(森永悠希)が高杉晋作(高良健吾)の率いる奇兵隊に入隊したいと言い出し、驚く。耳が聞こえない敏三郎が危険な戦地に出向くことに反対する文だったが…。その頃、京都にいた久坂玄瑞(東出昌大)は、長州藩の動きを嫌った会津・薩摩藩らの勢力によって、朝廷から追放されるという政変に遭遇する。命は無事だったものの、夢破れ自暴自棄になった玄瑞は芸妓の辰路(鈴木杏)と一夜を共にしてしまい…
【レビューリンクと視聴率推移】 (視聴率は関東地区)(カッコ内は脚本家名)
[第1回]16.7%(大島) [第2回]13.4%(大島) [第3回]15.8%(大島)
[第4回]14.4%(宮村) [第5回]12.8%(宮村) [第6回]13.3%(宮村)
[第7回]11.6%(宮村) [第8回]13.0%(大島) [第9回]12.9%(大島)
[第10回]12.7%(宮村) [第11回]14.0%(宮村) [第12回]13.2%(大島)
[第13回]11.7%(宮村) [第14回]11.2%(大島) [第15回]9.8%(大島)
[第16回]10.7%(宮村) [第17回]12.6%(宮村) [第18回]10.2%(金子)
[第19回]11.1%(大島) [第20回]9.4%(宮村) [第21回]10.8%(金子)
[第22回]11.0%(大島) [第23回]10.4%(大島)
(第15回は統一地方選開票速報のため、7:15~8:00に前倒し)
(脚本:大島里美, 宮村優子, 金子ありさ)
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入隊したいと言い出し、驚く。
耳が聞こえない敏三郎が危険な戦地に出向くことに反対する文だったが…。
その頃、京都にいた久坂玄瑞(東出昌大)は、長州藩の動きを嫌った会津・薩摩藩らの勢力に
よって、朝廷から追放されるという政変に遭遇する。
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