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2015年9月 6日 (日)

【花燃ゆ】第36回感想と視聴率最低「高杉晋作の遺言」

「高杉晋作の遺言」

第36回の視聴率は前回の12.2%より下がって、9.3%(関東)。

今迄の最低の9.4%を下回り、最低視聴率でした(汗)

内容、イマイチでしたが、裏のU-18ワールドカップ決勝「日本-米国」(PM6:30~9:24)の視聴率が18.6%(瞬間最高27.2%)だったので、それも影響したでしょう(^^;)

野球は「日本1-2米国」で惜しくも負けてしまい、残念でした。

 

今回は初めて、脚本、小松江里子氏(「天地人」の脚本家)が担当しているそうです。

今回から、最終章・明治編へと移っていくとの事。

最初は、大島里美氏と宮村優子氏の二人体制でスタートしたのに、第18回から金子ありさ氏が加わり、そして、4人目(汗)

大奥編、明治編とあるとはいえ、脚本家、どうなってしまっているのでしょうか?(汗)

 

伊之助、命を狙われているので、敬親の命令で、楫取素彦(かとり もとひこ)と改名しました。

楫取素彦というと、明治という感じです♪(^^)

 

高杉が亡くなってしまいました(汗) 享年29歳。1867年4月の事でした。

高杉の美和への遺言は、「新しい日本を作れ。新しい日本人を。それが天命じゃ」との事。

それだけだとカッコいいですが、その前に、久坂の子が京にいるので、美和に引き取って育てるよう言いました(汗)

先の遺言は、久坂の子だけではなく、自分の息子や沢山の子達を松陰塾のように新しい考え方の子を育てよという意味のようですが、夫の遺児を引き取って育てるのと、塾でいろいろな子を育てるのとは大違いです(汗)

辰路は、芸妓に戻って、子育て、苦労しているようです(汗)

そして、最後に京で戦争が始まるとの事。

もしかしたら、死んでしまうかもしれない。美和は心配になりました。

前回、久坂家の再興の許可も出ましたし、遺児を引き取り、育てる状況、周りからジワジワ整えました(^^;)

 

実際は、久坂家は取り潰しにはなっていなくて、1864年、久坂の自害の後、寿と楫取素彦(伊之助)の次男・粂次郎を養子にして、その子が久坂家を継ぎました。

でも、翌1865年、美和(文)は毛利元徳の正室・銀姫の女中になり、長男・興丸(後の毛利元昭)が誕生し、興丸の守役となりました。

粂次郎を連れて奥へ入ったとは思えないので、吉田松陰が杉家に戻って暮らしていたように、粂次郎もその後、実家に戻って寿が育てたのかもしれませんね?

明治12年(1879年)、久坂の遺児・秀次郎が久坂家を相続。粂次郎は楫取家へ戻りました。

秀次郎が久坂家を相続したのは、久坂の死から15年後だから、美和が育てたという感じではないですね(^^;)

楫取家へ戻った粂次郎は、その後、楫取家を継ぎ、寿の長男は、素彦(伊之助)の元の養家である小田村の家名を継ぎました。(Wikiより)

当時は、家名を残す事に苦労したのかもしれません(^^;)

 

それにしても高杉、労咳(結核)ですが、このドラマでは、うつる病気という認識がないみたい(汗)

前作「軍師官兵衛」では、官兵衛が子供の頃、母が労咳で隔離されていて、官兵衛、母と会えず、寂しい幼少期でした。だから、この時代もうつる病気だと分かっていたと思いますが(^^;)

病に倒れて下関で療養中の高杉から、美和に話があるので会いたいという手紙を、伊之助が渡しました。

元徳様から宿下がりの許可を貰い、美和が高杉の看病をする事に。

会って話をしてすぐ帰ると思いましたが、美和が看病するとはびっくりです(汗)

普通、雅が下働きの女性を同行して看病させるのでは?(^^;)

美和は、雅と息子の梅之進を一緒に連れて行き、高杉は梅之進を膝に乗せました(汗)

まさか結核患者と抵抗力の弱い子供をスキンシップとらせるとは(汗)

一見、ほのぼのとしたシーンでしたが、病気がうつらないか心配でした(汗)

駆け寄ろうとする息子を高杉が制する位でないと(^^;)

美和が看病したという事は、もう興丸様の守役には戻らないのかと思いましたが、死後、戻って来ました。

興丸様にうつったら困ると思わないのかな?(汗)

野菜嫌いの興丸様が、美和が興丸にやらせた野菜作りで食べられるようなったので、銀姫は美和の勝ちだと、のどかなものでした(^^;)

実際に高杉の看病を努めたのは、愛妾・おうのと女流歌人の野村望東尼だそうです(坂の上のサインボードさんより)

現実の通りで良かったと思いますが(^^;)

 

ところで、今回、のどかでしたが、この頃は歴史的にいろいろあった時期です(汗)

1866年、高杉らの活躍や将軍・家茂の死などにより長州軍が幕府軍に勝利。その後、徳川慶喜が将軍となり、孝明天皇は崩御。翌1867年1月に明治天皇が即位。

ドラマは、それらを飛ばして、1867年4月に高杉が亡くなったのだけを描きました。

その年の10月に大政奉還が行われ、翌1868年1月に鳥羽伏見の戦いが勃発。

このドラマの最後の方、京で戦争が起こりそうとの事だったので、67年の終わりか、68年になったのでしょうか?

元徳様は京へ行かれ、本陣に留まるとの事。

でも、持病の薬が京にはないので、誰かが届ける事になりました。

美和は、隠し子の事を思い出し、元徳様に持病の薬を届けるため、京へ行く役目をかって出ました。

役目を終えてから、その子を捜したい。無事かどうかだけでも確かめたいと。

銀姫は驚いて危険だと反対。 でも、都美姫(ご前様)が許可しました。

不思議がる銀姫に都美姫が言いました。

「悔しかろう。それでも行くというのじゃ。分からぬか? 母となれなかった女の気持ちが」

 

大奥編、結構、評判いいみたいですが、大奥編になってから一層フィクションが多く、私はイマイチでした(^^;)

薩長同盟締結に美和が絡むとか、労咳の高杉の看病を興丸様の守役の美和がするとか、そんな馬鹿なという事が多かったです(汗)

新しく始まった明治編はどうでしょうか?

無理にヒロイン中心にしなくても、なるべく史実に準じた話にしてほしいと思います(^^)

 

次回は「夫の忘れがたみ」、亡き夫・久坂の隠し子捜しかな?(^^;)

予告では、辰路と美和、話してたので見つかるでしょう(^^)

それより、遂に幕府が倒れ、新政府が樹立する幕末維新のクライマックスを迎えるとの事です。

-

【第36回あらすじ】 (Yahooテレビより)

世継ぎの興丸の養育係になった美和(井上真央)は、興丸の野菜嫌いに頭を悩ませていた。そこで城内の畑で興丸に自ら野菜を育てさせることを思い付く。興丸の母・銀姫(田中麗奈)は面白がるが、祖母の都美姫(松坂慶子)は気が気でない。一方、幕府側に捕らえられながらも無事に生還した伊之助(大沢たかお)は、早速諸藩との講和を進め、幕府との戦いに備えようとする。そんな中、高杉(高良健吾)が病に伏したという知らせが入る。美和は、高杉の妻・雅(黒島結菜)と長男を連れて下関にいる彼の見舞いに向かう。そこで美和は、亡き夫・久坂玄瑞の子どもが京にいると聞かされ、動揺する。晋作からはその子を引き取ることを勧められるが、とまどうばかり。やがて晋作は29歳の生涯を閉じる。美和の頭をよぎる晋作の遺言…。そんな折、京で戦が始まるとの知らせが…!

-

【レビューリンクと視聴率推移】 (視聴率は関東地区)(カッコ内は脚本家名)

第1回]16.7%(大島)   [第2回]13.4%(大島)   [第3回]15.8%(大島) 

第4回]14.4%(宮村)   [第5回]12.8%(宮村)   [第6回]13.3%(宮村)

第7回]11.6%(宮村)   [第8回]13.0%(大島)   [第9回]12.9%(大島)

第10回]12.7%(宮村)   [第11回]14.0%(宮村)   [第12回]13.2%(大島)

第13回]11.7%(宮村)   [第14回]11.2%(大島)   [第15回]9.8%(大島)

第16回]10.7%(宮村)  [第17回]12.6%(宮村)    [第18回]10.2%(金子)

第19回]11.1%(大島)  [第20回]9.4%(宮村)    [第21回]10.8%(金子)

[第22回]11.0%(大島)  [第23回]10.4%(大島)   [第24回]10.7%(大島)

第25回]11.0%(大島)  [第26回]9.9%(大島)     [第27回]10.3%(大島)

[第28回]12.4%(宮村)  [第29回]12.0%(宮村)   [第30回]11.5%(宮村)

第31回]10.5%(金子)  [第32回]12.2%(宮村)   [第33回]12.6%(宮村)

第34回]9.6%(金子)    [第35回]12.2%(金子)   [第36回]9.3%(小松江里子)

(第15回は統一地方選開票速報のため、7:15~8:00に前倒し)

(脚本:大島里美, 宮村優子, 金子ありさ,小松江里子)

 

公式HP・次回あらすじ

 

【花燃ゆ】高杉晋作の遺言とは? 4人目の脚本家・小松江里子氏登板(Yahooニュース)

 

再来年NHK大河「おんな城主 直虎」主演は柴咲コウさん(15.8.25)

 

 

 

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「もうどこからつっこめばいいのかわからない」 今週、辛口です。今週の花燃ゆに好感を持っている方は見ない方が良いと思います。 きっと不愉快な気分になると思うので…。 今回は2009年の大河ドラマ『天地人』の脚本を手がけた小松江里子さんが脚本のようですね……。 おい、今までよりひどくなってるじゃないか!どういうことだ、NHK…というのが、率直な私の感想です。 こ...... [続きを読む]

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