【下町ロケット】最終回(第10話)プチ感想と総評・視聴率最高♪
「裏切り者は許さない日本プライドを持て!ロケットの夢・人工弁の夢を打ち上げろ!!」
最終回の視聴率は、22.3%(関東)。今年の民放連ドラで最高の視聴率で、有終の美を飾りました♪(^^)
瞬間最高視聴率は、午後10時11分の25.8%。完成した新型人工弁ガウディの臨床治験が始まり、少年に装着する手術に成功した場面でした。
全話平均は、18.64%。今期トップでした♪(^^)
尚、最終回直前の午後7時からは新映像を加えた総集編、2時間スペシャル「超緊急特別ドラマ企画 下町ロケット~最終章」(10.7%)を緊急編成。最終回を盛り上げました。
この番組でさえ、10%を超え、人気の高さを感じました(^^;)
撮影は、最終回前日の19日午前4時半すぎにクランクアップ。限界ギリギリ、極限の撮影が続いたそうです。
第9話が15分、最終回が25分も拡大されたせいもあったかもしれませんが、それにしても危ないところでしたね(^^;)
それなのに、阿部寛さんを始め、いろいろな人が結構、情報番組に宣伝に出ていて、そんなに撮影がおしていたとはびっくりでした(汗)
このドラマ、前編「ロケット編」第1話~第5話までと、後編「ガウディー編」第6話~第10話までと分かれていて、最終回が2回ある感じで、盛り上がりました♪
こういう構成も盛り上がった一因になったかもしれません(^^)
前半の「ロケット編」は、水戸黄門的な単純な勧善懲悪的ドラマで、先が見えましたが、後半の「ガウディー編」は先の展開が見えず、内容、よくできていました。
でも最終回は、期待通り、佃が全て勝ち、ガウディーもロケットも帝国重工が協力してくれて良かったです。
娘の利菜(土屋太鳳)も前半の反抗的な子ではなくなり、最終回の帝国重工の就職面接の時は父を褒めて、堂々としていて、好感度が上がりました♪
「私がこの仕事につきたいと思ったのは父の背中があったからです。
父はもしかしたら御社に多大なご迷惑をおかけしているのかもしれませんが、私にとっては自慢の父です」
3年後の最後のロケット打ち上げ時、利菜は帝国重工の人達と一緒に打ち上げを見ていて、制服を着ていて、帝国重工に合格したんだなと分かりました♪
祖母の和枝(倍賞美津子)は自宅のテレビで見て、元妻の沙耶(真矢ミキ)はJAXSで見ていて、佃 航平(阿部寛)は種子島の打ち上げ場所で佃製作所の皆と見ていました。
以前の打ち上げシーンは、利菜と和枝も佃達と一緒に、種子島で打ち上げを見ていたのが、今度はばらばらに見ていて、少し違いました(^^)
ロケット打ち上げが成功し、
佃「やっぱ、いいよな、ロケットは」のセリフで終わりかと思いましたが…
その後、椎名(小泉孝太郎)がやってきて、新しいバルブを作ったと見せました。このバルブの方が佃のより30%性能がいいと(^^;)
まさか最後に、椎名が再登場するとは思わなかったので、びっくりでした(^^;)
彼は業務上過失致死で逮捕されたと思うのですが、それって、すぐに出られるのかな?(^^;)
それとも執行猶予がついて刑務所に入らなかったのかな??
夫は椎名の再登場は蛇足だったではないかと言いました(汗)
私は、小泉さん、いい悪役だったので、彼が最後に登場して嬉しかったです(^^)
最終回は、前編キャストの弁護士など総出演という感じでした。
後編で、引っ張った悪役の椎名が捕まって終わりではなくて、諦めないで挑戦し続けて、佃が言った通り、今度は技術だけで挑戦してきて、爽やかでした(^^)
吉川晃司さんと小泉孝太郎さん、このドラマに出て良かったですね♪(^^)
好演でした♪
勿論、主役の阿部寛さんも良かったです♪(^^)
「半沢直樹」のように、皆、大袈裟な芝居でしたが、こういう方が分かりやすいですね♪
佃製作所の皆が家族みたいに仲が良くて、こういう中小企業もいいなあと思いました♪
大企業にはない温かさがありますね♪(^^)
久々に、すっきりできる元気を貰えるドラマでした(^^)
単に中小企業の素晴らしさだけでなく、大企業の帝国重工の中にも財前部長(吉川晃司)や富山(新井浩文)のようにいい人もいて、大企業が悪と決めつけていなくて、良かったです♪
それにしても失敗すると患者が死ぬというのは、部品を製作する方も責任重大で重いですね。
サヤマ製作所がデータ偽装していた事が分かって、週刊誌に載り、大問題に。
日本クラインの久坂(平 岳大)達が焦って、貴船教授(世良公則)に、
必ずなんとかするからもう少し時間を欲しいと頼みましたが・・・
さすがの貴船教授も切れました。
「我々医者はね、失敗すると人が死ぬんだよ。死んだ人間が生き返るのか?!
時間さえ貰えれば、死んだ人間が生き返るというのかね!!」
貴船教授も命の大切さを分かった先生で良かったです♪
貴船教授、どうなったでしょうか?(^^;)
一村先生(今田耕司)が成功して良かったです♪
こういう先生こそ、報われてほしいです(^^)
医療器具の開発って大変なんですね。
そういう世界の事情が分かった事も新鮮でした♪
後編のテーマ、前編の「夢」から離れたかと思いましたが、最後はこちらも「夢」に繋げました♪
佃「ロケットでは、自分の夢を叶える事ができました。
だから、ガウディ-では誰かの夢を応援したい。
あの人工弁にはそれだけの力があるんです」
聖人君、ガウディ-をつけて貰って、夢を持てるようになったでしょうか?(^^)
この枠は、「半沢直樹」、「JIN-仁-」、「天皇の料理番」といい、高視聴率なだけでなく、良質のドラマが多くて好きです♪
1月17日からは、この枠、「家族ノカタチ」(出演:香取慎吾、上野樹里など)です。
【最終回あらすじ】 (公式HPより)
PMEAの面談もパスし、大型動物での実験に着手した新型人工弁“ガウディ”。順調な進捗具合に喜ぶ佃(阿部寛)だったが、同時にガウディの完成を待つ聖人(庵原匠悟)の容態が芳しくないと一村(今田耕司)から報告を受ける。聖人を救うには、一刻も早くガウディの臨床治験を目指さなければならない状況だ。
そんな中、コアハートの耐久性に疑念を募らす中里(高橋光臣)は、現行バルブの実験記録を参考にしたいと、データを管理するマネージャーの月島(福田転球)に見せてくれるよう頼み込む。その完璧に近い実験データを前に息を飲む中里だったが、横田(バカリズム)は、その完璧すぎる数値に疑いを持つ。
一方、あるルートからコアハートに関する実験データを入手した倫子(高島彩)は、その分析を佃らに頼む。しかし、その数日後、佃製作所の計測機器だけではデータ偽装の真偽までは突き止められなかったと山崎(安田顕)、埜村(阿部進之介)から報告を受けた佃は、財前部長(吉川晃司)へ連絡を取り、あることを頼み込む。その頼みとは!?
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【視聴率推移】 (関東地区)
[第1話]16.1% [第2話]17.8% [第3話]18.6% [第4話]17.1%
[第5話]20.2% [第6話]17.8% [第7話]17.9% [第8話]20.4%
[第9話]18.2% [最終回]22.3% [全話平均]18.64%
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【原作】池井戸潤「下町ロケット」(第1~5話)&「下町ロケット2 ガウディ計画」(第6~10話)
【脚本】八津弘幸
【ガウディー編・主要キャスト】
<佃製作所>
佃 航平 - 阿部寛(社長。元宇宙科学開発機構の元研究員)
殿村 直弘 - 立川談春(経理部部長。白水銀行からの出向だったが社員になった)
山崎 光彦 - 安田顕(技術開発部部長)
津野 薫 - 中本賢(営業第一部部長)
唐木田 篤 - 谷田歩(営業第二部部長)
江原 春樹 - 和田聰宏(営業第二部係長)
迫田 滋 - 今野浩喜(経理部係長)
埜村 耕助 - 阿部進之介(技術開発部技術者)
立花 洋介 - 竹内涼真(技術開発部技術者)
川本 浩司 - 佐野岳(技術開発部技術者)
<サヤマ製作所>
椎名 直之 - 小泉孝太郎(社長)
中里 淳 - 高橋光臣(開発部)
横田 信生 - バカリズム(開発部)
月島 尚人 - 福田転球(開発部マネージャー)
<北陸医科大>
一村 隼人 - 今田耕司(心臓外科医。教授)
真野 賢作 - 山崎育三郎(研究員。元佃製作所技術者)
<(株)サクラダ>
桜田 章 - 石倉三郎(社長)
<アジア医科大>
貴船 恒広 - 世良公則(心臓外科部長。教授)
<日本クライン>
久坂 寛之 - 平 岳大(製造部長)
藤堂 保 - 瀧川英次(製造部企画チームマネージャー)
<帝国重工>
財前 道生 - 吉川晃司(宇宙航空部部長)
富山 敬治 - 新井浩文(宇宙航空部宇宙開発グループ主任)
水原 重治 - 木下ほうか(宇宙航空部本部長)
石坂 宗典 - 石井一孝(宇宙航空部調達グループ部長)
浅木 捷平 - 中村倫也(宇宙航空部技術者)
藤間 秀樹 - 杉良太郎(社長)
<佃家の関係者>
佃 利菜 - 土屋太鳳(航平の娘)
佃 和枝 - 倍賞美津子(航平の母)
和泉 沙耶 - 真矢ミキ(航平の元妻。JAXS研究者)
<その他>
咲間 倫子 - 高島彩(フリージャーナリスト)
神谷 修一 - 恵 俊彰(弁護士)
中川 京一 - 池畑慎之介(弁護士。田村・大川法律事務所)
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この時代的的・痛快劇も、ついに最終回。
見どころは、やはり目的の達成と敵役達のぎゃふん、かな?
もちろん、物語を牽引したのは、佃(阿部寛)の熱さ、情熱、熱弁でしたが、
この回で目立っていたのは、ホワイト・財前部長(吉川晃司)の、「帝国重工」社長・藤間秀樹(杉良太郎)を前にしての会議中、首をかけて乗り込んできて説得。流れを、ひっくり返した顛末と
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こんばんは。録画していた下町ロケットをようやく見終わりました。割とあっさり終わった感じでそこまで感動はしませんでした。佃と椎名の対決も長すぎてしつこかったし、何か暑苦しかったですね。同じ池井戸物でしたら花咲舞の方が個人的には好きでした。
投稿: ムーミン | 2015年12月24日 (木) 23時00分
>ムーミンさんへ
コメント、ありがとうございます。
お返事、遅くなってしまって、すみません。
>割とあっさり終わった感じでそこまで感動はしませんでした。
そうですか(^^;)
>佃と椎名の対決も長すぎてしつこかったし、何か暑苦しかったですね。同じ池井戸物でしたら花咲舞の方が個人的には好きでした。
私も「花崎舞~」も好きです♪(^^)
あれは推理サスペンスのような形になっていて、最近、ああいう推理形式のドラマが多いですが、このドラマのような社会派ドラマ、少ないので、テーマ性があって、良かったと私は思います(^^)
ただ、演技がお芝居みたいに大袈裟で臭くて、熱すぎた感じは私もしました(^^;)
投稿: ショコラ | 2015年12月27日 (日) 12時26分