【真田丸】初回(第1回)感想と視聴率好発進♪「船出」
初回(第1話)視聴率は、19.9%(関東地区)でした。
惜しくも20%の大台に届きませんでしたが、「花燃ゆ」の最終回が12.4%だったので、そこからよくここまで上げました♪(^^)
昨年の「花燃ゆ」初回16.7%、一昨年の「軍師官兵衛」初回18.9%を上回りました♪(^^)
人気の真田幸村が主役だからという事もあるかもしれませんが、「ブラタモリ」「鶴瓶の家族に乾杯」など、いろいろな番組とコラボして、派手に宣伝したのも貢献したかもしれません。
2013年の「八重の桜」は初回21.4%でしたが、その後、段々下がってしまい、平均14.6%でした。
「真田丸」は初回、評判が良かったので、私は今後、そんなに下がらないのではないかと思います(^^)
次回の視聴率も注目しています(^^)
* * *
有働さん、紅白の総合司会の次、大河の語りとは、NHKの看板アナウンサーみたいですね(^^)
これから「あさイチ」で、朝ドラだけでなく、大河の宣伝もかなりするのではないかと予想します(^^;)
「ブルータス、おまえもか」の感じで、寝返る人が続出で、武田勝頼(平岳大)、お気の毒でした(汗)
勝頼、とても優しくていい人でしたが、やはり優しい人は戦国時代は駄目ですね(^^;)
冒頭、信玄の死後9年経った天正10年(1582年)2月から始まったので、この時の主な人の年齢を調べました。
<冒頭の天正10年(1582年)時の年齢>
真田 源三郎 信幸(大泉洋)、1566年生まれで、16歳。
松(木村佳乃)、1565年生まれで、17歳。
真田 安房守 昌幸(草刈正雄)、1547年生まれで、35歳。
武田勝頼(平岳大)、1546年生で、36歳(数えで37歳)。この年、死去。
徳川家康(内野聖陽)、1543年生まれで、39歳。
北条氏政(高嶋政伸)、1538年生まれで、44歳。
上杉景勝(遠藤憲一)、1556年生まれで、26歳。
織田信長(吉田鋼太郎)、1534年生まれで、48歳(数えで49歳)。この年、死去。
豊臣秀吉(小日向文世)、1537年生まれで、45歳。
-
主人公が15歳から始まったので、堺雅人さんが演じても、不自然ではありませんでした(^^)
普通の大河だと、吉田鋼太郎さん(56歳)が家康で、内野聖陽さん(47歳)が信長にキャスティングされそうですが、これは逆で良かったです♪
信長役、いつも家康より若い人が演じる事が多くて、不満でした。
信長の方が、家康より9歳も年上なので、吉田鋼太郎さんが信長でいいと思います♪(^^)
実際の年の差9歳と、キャストの年の差、同じですね(^^)
秀吉役の小日向文世さんは61歳で、吉田さんよりちょっと年が多いですが、若く見えるからいいでしょう(^^;)
1985年度の『真田太平記』で真田幸村を演じられた草刈正雄さんが、今回は、信繁(幸村)の父の真田昌幸役です。
草刈さんの真田昌幸、とても素敵でした♪
カッコいいし、頭も良くて、2枚舌で(^^;)
ここは大丈夫かと心配している家族には「この新府こそが最も安全な場所じゃ」と言っておきながら、
信繁と信幸だけの前では、「武田、滅びるぞ。わしはこの城を捨てる事にした。ここにいても先が見えてる」と、本音を・・・(^^;)
武田勝頼(平岳大)、昌幸の提案通り、岩櫃城(いわびつじょう)に行けば良かったのに…(^^;)
一度はそう決めたものの、重臣・小山田信茂(温水洋一)が真田は新参者だし、北条と通じているという噂があるから信用できないと反対し、甲斐の岩殿城へ逃げる事に変えてしまいました(汗)
その通りにしたら、その信茂も裏切り、道の途中の関を封鎖して先へ行けなくしてしまいました(汗)
信茂の家臣の小山田茂誠(高木渉)、泣きながら、道を封鎖して、裏切りたくないのに、裏切らされて気の毒でした(汗)
彼に嫁いでいた松(木村佳乃)、勝頼からの指示で、信繁たちと一緒に逃げていて、良かったです♪
松も一緒に逃げるように命じてくれたなんて、勝頼、信茂の裏切りを予想していたのでしょうか?(^^;)
勝頼「武田家を思う安房守の言葉に嘘はなかったと信じておる。そなたの姉を真田に返すはその証じゃ」と前夜、言って、一緒に岩櫃に行くよう言いましたが…
勝頼は、行く当てがなくなり、武田家滅亡寸前です(汗)
語り「甲斐の名門・武田家の命運が尽きようとしている。それは1つの時代の終焉でもあった」
その頃、勝頼のお陰で、人質を解かれた真田家の皆は、父の待つ岩櫃城に行く途中でした。
新府から岩櫃へは37里で、歩いて3日の行程との事。
彼らは、盗賊らしき人達に襲われて、命からがら、皆で逃げていました(汗)
織田軍も来るかもしれないし、こちらも大変な逃避行です(汗)
勝頼が100人護衛をくれるというのを、信幸が、おやかた様の命をお守りする事が大事だからと断りました。勝頼の方も600人近くいた兵がどんどん逃げてしまい、100人を切ってしまったので、断って良かったですね(^^)
勝頼の一族は悲しい結末が待っていると思いますが、せめて真田家の皆が無事に逃げられますように☆
語り「戦国という大海原に1槽の小船が漕ぎだした。船の名前は真田丸。波瀾万丈の船出である」
有働さんの語り、「あさイチ」とは違い、淡々としていて、良かったです♪(^^)
今回、掴みはOKでした♪
いきなり武田家滅亡の時から始まりましたが、負ける方は辛いですね(^^;)
真田家自身も勝ち組に乗るわけではなく、大坂の陣でも、義を通して、負ける方の立場なので、敗者の美学を描いて行くのかな?
歴史は勝った者の立場で作られていますが、忠義を尽くして敗けて行った者達にもスポットが当たるのはいい事だと思います。
ただ、オープニングテーマ、ソロヴァイオリンから始まって、聞き慣れないせいか、ちょっと合わない気がしてしまいました(^^;)
そのうちに慣れるでしょう(^^)
三谷幸喜さんの脚本は期待通りでした♪
予想外に真面目なドラマで、思ったほど、お笑いの要素はありませんでしたが、昌幸の2枚舌といい、薫(高畑淳子)や、とり(草笛光子)のキャラがクスっと笑わせてくれました♪(^^)
次回は「決断」です。
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【第1回あらすじ】 (Yahooテレビより)
天正10(1582)年。武田家は当主・勝頼(平岳大)の下、絶体絶命の危機に直面していた。重臣の裏切りをきっかけに織田信長(吉田鋼太郎)の大軍勢が領内に侵攻し、諸城が次々に陥落する事態に陥る。武田に仕える真田昌幸(草刈正雄)は上野国にある自らの居城・岩櫃城(いわびつじょう)で織田を迎え撃つよう進言し、準備のために一足先に出発する。残された昌幸の息子・信幸(大泉洋)と信繁(堺雅人)の兄弟の元に勝頼がやって来て、「岩櫃には行かない」と告げる。兄弟は甲斐の岩殿城へと逃げる武田の本隊と別れ、父の待つ岩櫃に向かうことを決断する。そして、敵が目前に迫る中、家族を守りながらの決死行が始まる。
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【作】 三谷幸喜
【語り】 有働由美子
【音楽】 服部隆之
【ソロヴァイオリン】 三浦文彰
【主要キャスト】
<真田家><真田家臣>
<武田家>
<徳川家>
<北条家>
<上杉家>
<豊臣家>
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こんばんは。今回は勝頼の平さんが光りました。多分信玄があまりにも偉大すぎて勝頼は正直過ぎたのかもしれません。決して凡庸な武将ではなかったのでしょう。ちょっと悲しいですね。全体的にはちょっと軽いかなとは思いますが、まずまずだったと思います。まぬけな感じの高嶋北条や爪を噛む内野家康は三谷ワールドっぽいかな。今回かなりの真田好きや私のような30年前に真田太平記を見たファンが注目するので、点数は辛くなるかもしれませんが…30年前幸村だった草刈さんの昌幸はさすがです。雰囲気が出ていて、間違いない感じです。大国に挟まれた真田家のサバイバルは本当に面白いので最後まで見ますよ。
投稿: ムーミン | 2016年1月11日 (月) 21時34分
>ムーミンさんへ
コメント、ありがとうございます。
お返事、遅くなってしまって、すみません。
>今回は勝頼の平さんが光りました。多分信玄があまりにも偉大すぎて勝頼は正直過ぎたのかもしれません。決して凡庸な武将ではなかったのでしょう。ちょっと悲しいですね。
ほんと、勝頼、切なくて、素敵でしたね(^^)
信繁のセリフにも「優しくて、哀しいお人だ」というセリフがありましたが、本当に哀しい人でした(涙)
>全体的にはちょっと軽いかなとは思いますが、まずまずだったと思います。まぬけな感じの高嶋北条や爪を噛む内野家康は三谷ワールドっぽいかな。
そうですね。
まだ、ちょっとしか登場しなかったので、よく分かりませんが(^^;)
>今回かなりの真田好きや私のような30年前に真田太平記を見たファンが注目するので、点数は辛くなるかもしれませんが…30年前幸村だった草刈さんの昌幸はさすがです。雰囲気が出ていて、間違いない感じです。大国に挟まれた真田家のサバイバルは本当に面白いので最後まで見ますよ。
草刈さんの昌幸、素晴らしかったですね♪
30年前の「真田太平記」、覚えてますか(^^)
すごいですね(^^)
投稿: ショコラ | 2016年1月14日 (木) 15時32分