【とと姉ちゃん】第5回(4/8)感想「花見」&向井理in「あさイチ」
花見、え? とと、歩いてくの? リヤカーとか、借りられなかったのかな?(汗)
或いは、鉄郎(向井理)が背負っていくとか…
このせいで、命、縮まったんじゃないのかな?(^^;)
花見、今週のクライマックスだと思い、期待していましたが、ちょっと…
有働さんは、「あさイチ」の冒頭、泣いてましたが、私はちょっと期待外れでした(^^;)
お正月の頃から花見が楽しみだって言ってたのに、行くなら、どうして花が咲いた時に行かなかったのかな?
普通なら、蕾がついた時に、行かないの行かないのと騒いで、花が咲いてるうちに、大騒ぎすると思うのですが…
それが、花が咲いてた時は、ととの具合が悪いからと諦めていたのに、向井おじさんから、花見行かないのかと花が散った頃、言われたせいで、あたふた散った木に花を咲かせて花見をしようなんて。。。
おじさんに言われなくても、ととが花見を楽しみにしていた事は知っていたはず。
それが枯れ木に皆の力で造花の花を咲かせただけで、ととには桜の木の場所まで両側から支えて、歩かせるなんて・・・
せめて、弟の向井おじさんに頼んで背負っていって貰うとか、会社の人にリヤカーを貸して貰って、皆で引いていくとかして欲しかったです。
逆に、ととに無理をさせて、親切の押し売りで、命を縮めて、気の毒な気がしてしまいました(汗)
ととは、来年、常子が女学校に行って、美子が小学校に上がる事を楽しみにしていたのに…
それまで生きられないだろうと思っていたようですが(^^;)
でも、普通、結核って発病から半年位じゃ、死なないんじゃ?
症状悪化するの、早いですね(^^;)
実際は、常子のモデルの大橋鎮子さんが1年生の時から5年まで、父は5年間、闘病したそうです。
当時は、薬もなく、療養所を求めて、伊東・鎌倉・大森などを転々とし、家族で看病に明け暮れたとのこと。
うつる病気なので、実際は、自宅療養ではなく、北海道の勤務先を退職して、東京や鎌倉などの病院へ入院しています。
母だけでなく、父の養母も看病しています。
(父は10歳の時に、東京・深川の親戚の養子になった。このドラマでは、父の養子先が母の実家になっている)
それでも看護が大変で、家の中に病人がいる事は何よりも不幸な事だと子供の頃から痛感し、後に作った「暮らしの手帖」では、家族に病人を出さないために、医学記事も柱の1つにしたそうです。
鎮子さん、11歳で喪主をしたそうなので、母、余程、人前に立つのが苦手だったのかな?(汗)
病気のととに負担をかけないのが第一。
花を作るなら、いっそ木も作って、庭先に創作した桜の木をリヤカーに載せて持ってくるとかして、部屋からそのまま見られるようにするとか、もっとととに負担のかからない形で、なんとかできなかったかと思います。
ととは花見から帰宅した夜、台所で水を飲んで子ども部屋に帰ろうと廊下を歩いていた常子を呼び止め、部屋の中と廊下で、襖を隔てて話しました。
ととは、花見のお礼を言い、自分がいなくなったら、常子が“とと”の代わりになるよう託しました。
竹蔵「常子に…お願いしたい事があるんです。
常子は、すぐに妙な事を考えては行動し、周りが見えなくなるけど。
その発想力と、集中力は、すばらしいと思います。
今日のお花見もそう。
これからもそれを大切にすると、約束してくれますか?」
常子「はい。お願いというのは、その事だったんでしょうか?」
竹蔵「いえ、もう一つ。それはね…常子に、ととの代わりになってほしいんだ。
ととがいなくなったら、かかは一人で、大変だろうと思うんです。
だから…常子が、ととの代わりになって、かかと、鞠子と、美子を…守ってやってほしいんだ」
常子「ととの代わりなんていません!
どうして、そんなことを言うんですか? それじゃあ、まるで…」
竹蔵「常子。こんな事を託してすまないね。
ただ…君達3人と、かかを残して逝かねばならないのが…無念でね。心配なんだ。
この世の中で、女4人で生きていく困難を思うと…
だから…約束してくれないかい? ととの代わりを務めると」
常子(涙が止まらず)「はい。約束します…」
語り「3日後、竹蔵は息を引き取りました」
<続く>
直後、簡単に語りで亡くなってしまったので、どうしても、花見で無理したからと思えてなりません(汗)
思えば、ととが発病したのも、自分が作った家訓を守ることに拘って、無理し過ぎて、過労で病気になってしまったように見えてしまったし。。。
そして、家での療養中も子供に気遣ってばかりいました(汗)
そして、とどめは、今回の無理な花見。
桜の木の下で家族写真を撮って貰い、記念写真は残りましたが…
本人が寿命が縮んでもいいから行きたいと願っての事ではなく、子供達の進学を楽しみにしていただけに、ととは家族のために無理をしたようで、最後まで切ない話になってしまったと思います(汗)
最後の桜の木の下のセピア色の家族写真、常子はどう思ってこれから見る事でしょう?
このドラマのととの闘病は、家族団欒を大切にし過ぎて無理し続けた父の切なさだけが記憶に残ってしまいました(汗)
西島秀俊さんの演技はとても素晴らしくて、こんな優しいとと、いいなあと思いました♪
「おひさま」も第1週で母が亡くなってしまいましたが、早くもととの退場、寂しいです(汗)
常子役の内田未来ちゃん、全然、男の子っぽくないですが、“とと”になる事を託されて、これから少し、常子、男っぽくなるのでしょうか?
次回、常子役、内田未来さんから高畑充希さんに代わりそうです(^^)
そして、鞠子役、須田琥珀ちゃんから相楽樹さんに、
美子ちゃんも川上凛子ちゃんから、少し大きい、根岸姫奈ちゃんに代わりそうです。
どういうタイミングで変わるのか、注目しています(^^)
そうそう、今日の「あさイチ」に、鉄郎おじさん役の向井理さんが出演されました。
当たり前の日常生活の大切さがこのドラマのテーマとの事で、「とと姉ちゃん」の事も少し紹介しました。
片桐はいりさんと仲が良くて、片桐さんもこのドラマに出るとか…
そして、向井さんが2007年に民放の「世界ウルルン滞在記」でカンボジアに行ったという話も映像を交えて紹介しました。
600万個地雷が埋まっている所に畑を作ると言う家族を手伝ったとのこと。
お父さんが地雷発見機で地雷がないか調べていって、安全だと確認された所を、家族と向井さんが雑草を除去して畑にしていきます。
これ、命がけの作業で、すごいですね。
電気・ガス・水道のない所で、現地にいる時は何も思わなかったけれど、日本に帰ってきてからの方が逆にショックだったと仰いました。
当時はデビューして2年め位だったけれど、その後、再び行ったそうです。
そして、現地に井戸を作りました。
この方が、余程、当たり前の日常の大切さを痛感します(^^;)
向井さんは、当たり前の生活というのは個人個人違っていて、自分の当たり前を作っていきたいと仰いました。
仕事が来て、それに全力で取り組むような今の生活を、ずっと当たり前にしていきたいと…
私の守って行きたい、当たり前の生活ってどんなかな?
向井さん、家族のためにも、自分自身を大切にしたいとの事でした。
家族を大切にするのは勿論ですが、そのために、自分自身も大切にするっていいなあと思います♪
昔はいろいろ無茶な事もしたけれど、今は撮影のためであっても、その後、どう回復するか考えてから行動するとのこと。
撮影のために10キロ減量するとか、危険な場所に行くとか、いろいろありますからね(^^;)
きっと向井さんも子供ができて、いい“とと”なのでしょう(^^)
竹蔵兄さんにも「もっと自分を大切にしろ」と言ってほしかったです(^^;)
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