【神の舌を持つ男】初回(第1話)感想と視聴率
副題「殺しは蛍が見ていた」
新聞ラテ「蛍の秘湯に怪死体!!絶対舌感が完全犯罪のトリックを打ち砕く」
初回(第1話)の視聴率は、6.4%(関東)でした(汗)
前作『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』第1話10.3%でしたので、それと比べても、あまりに低くて、びっくりです(汗)
演出が、堤幸彦さんなだけに、雰囲気、ちょっと『TRICK』のようでした(^^;)
っていうか、鬘ネタとか、わざと真似てる感じ(^^;)
これは、好き嫌いが分かれそうそうなドラマですね(汗)
主演の向井理さんも『TRICK』も好きですが、これはちょっと引いてしまいました(汗)
これは、脚本・櫻井武晴氏によるオリジナルドラマで、蘭丸(向井理)たち3人が、謎の温泉芸者“ミヤビ”を探して日本各地の温泉地を巡り、行く先々で事件に出会い、蘭丸の、あらゆる物質を成分分析できる舌の能力で事件を解決してゆくコミカル・ミステリー。
“絶対舌感”で事件を解決していくとの前宣伝だったので、料理が出てきて、毒殺が多いのかと思ったら、貧乏旅行で料理はあまり出てきませんでした(汗)
お風呂の湯や布団や枕など、いろいろな物を舐めて、成分を当て、シアン化物で毒殺でした(汗)
遺体は川で見つかりましたが、殺されたのは、蘭丸達が泊まった部屋でした(汗)
温泉か水道水か、お客さん、分からないと、犯人が言い訳に言いましたが、私は結構、分かります。
本物の温泉は、出た後も、ずっと長い間、ポカポカしますが、ただのお湯はすぐ体が冷めてしまいます(^^;)
だから、なるべく本物の温泉の宿に泊まりますが、露天風呂は温泉だけど、風呂場内の湯船は水道水という所も結構あります(^^;)
風呂場内も、やはり源泉かけ流しがいいですね(^^)
事件は、環境省の調査員の門倉(吉永秀平)がシアン化物で毒殺され、川で遺体が発見されました。
「湯西川の蛍を守る会」の人達が当初、疑われて事情聴取を受けましたが…
犯人は、予想通り、旅館の女将・高藤美鈴(片平なぎさ)と、その夫で支配人の高藤 茂(菅原大吉)でした。
彼が泊まっていた部屋が空いたので、蘭丸達が泊まれたのでした(汗)
ところで、蘭丸は流しの温泉芸者・ミヤビに恋していて、古物商・光(木村文乃)と、寛治(佐藤二朗)と共に彼女を捜す旅をしていました。
この2人の説明が今回はあまり出て来なかったので、どうしてミヤビを捜す旅に付き合っているのか、特に、寛治が何者なのか、全然、分かりませんでした(汗)
それは、おいおい、これから紹介されるでしょう。
今回は蘭丸とミヤビの紹介でした。
蘭丸がなぜミヤビに恋したかというと、蘭丸はキスすると、“絶対舌感”で、いろいろ成分を感じてしまうけれど、彼女とキスした時、何の成分も感じず、それは初めての事だったから。
でも、彼女とキスしたのは祖父のお葬式で、初めて会った人とよくキスしましたね(^^;)
ミヤビさん、軽そう(^^;)
蘭丸の祖父の朝永平助(ともなが へいすけ)(火野正平)は、三助でした。
三助って、そんなに気持ち、いいのかな?(^^;)
三助は、「垢すり」「湯かけ」「肩もみ」の3つをするそうで、平助が“伝説の三助”といわれる「大津のヘースケ」で、蘭丸はその孫で、弟子で、彼も三助ができるよう♪
宿泊代が払えないので、蘭丸が三助として、宿泊客にサービスする事を条件に泊めて貰いました。
見た限りでは、そんなに気持ち良さそうな事をしているようにも見えませんでしたが、火野さんが師匠なだけに、一歩間違えば、性感マッサージみたいでした(^^;)
美鈴の夫で、旅館の支配人・高藤 茂(菅原大吉)は、カツラのよう(汗)
頭を気にしてばかりいました(^^;)
『TRICK』の矢部謙三(生瀬勝久)のパロディーでしょう(^^;)
上流にあるこの温泉宿「上屋敷」が1年前にポンプが壊れて温泉を汲み上げなくなったため、旅館周辺の川の水が温かくなり、シーズンオフでも川下にいた蛍が旅館周辺に上がってきた。
それにより、シーズンオフでも蛍が見れる場所として有名になり、外国人など客が増えて、シーズンオフがなくなってしまった。
シーズンオフにポンプを治そうと思ってたのに、直す時がなくなってしまった。
そんな時に、環境省の役人が来た。
彼は、温泉でないのに気付き、ポンプが壊れていたのが短期間だと思い、公表はしないので、その間、泊まった客に賠償するようにと(汗)
実は、1年前からだったので、賠償なんて言ったら、いくらになるか分からない(汗)
それで、女将夫婦は枇杷の種を砕いて潰し、アミグダリンを作りました。
これはシアン化水素を発生させ、死に至らせます。
これを食事に混ぜて彼に食べさせ、寝ている間に毒が回って、死亡。
遺体を市民グループが使っていた小船に乗せて、下流に流しました。
「偽装の蛍が偽装の温泉を教えてくれたんです」
との事でした。
事件は軽くて、分かりやすくて、まあまあ良かったです♪(^^)
ミヤビを捜す蘭丸は分かりましたが、残りの2人がなぜ蘭丸に付き合っているのか、知りたいです。
光(木村文乃)は、蘭丸が好きだからでしょうね?(^^)
寛治(佐藤二朗)は??(^^)
2週間前に蘭丸と知り合ったようですが、寛治の事は、まだ全然分かりません(汗)
コメディーだという事もありますが、今回は、堤幸彦さんの演出らしかったと思います(^^)
ただ、あまり櫻井武晴さんの脚本っぽくなかったような気がします(^^;)
次回の温泉は、山村紅葉さんと徳井優さんんが夫婦で切り盛りしている閉館寸前の旅館だそうです。
主題歌が演歌って珍しいですね♪
謎の温泉芸者“ミヤビ”、まだまだ顔が出て来ないと思いますが、主題歌の坂本冬美さんではないかと予想します♪(と思いましたが、下記のニュースによると、坂本冬美さんは本人役で、ゲスト出演が決定しているそうです)(^^;)
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【第1話あらすじ】 (公式HPより)
舌にのせたものをガスクロマトグラフィーばりに分析する能力“絶対舌感”を持つ男・朝永 蘭丸(ともなが らんまる)(向井 理)が、ひょんなことから知り合った流浪の古物骨董屋・甕棺墓 光(かめかんぼ ひかる)(木村文乃)、正体不明の宮沢 寛治(みやざわ かんじ)(佐藤二朗)と共に一台のボロ車に乗って謎の温泉芸者“ミヤビ”を探し、旅に出る。
三人が辿り着いたのは、栃木県奥日光にある秘湯「湯西川温泉」。平家の落人伝説が伝わる風情溢れる温泉地だ。 三人が宿に到着するとミヤビが男と立ち去っていくところに遭遇。慌てて後を追おうとするが、ガス欠のボロ車はうんともすんとも言わず立ち往生してしまう。
落胆する蘭丸をよそに、寛治は宿の女将・美鈴(片平なぎさ)に三助として「垢すり」「湯かけ」「肩もみ」をするから一泊させてくれないか?、と無茶な申し入れをする。 蘭丸は“伝説の三助”といわれる「大津のヘースケ」・朝永 平助(ともなが へいすけ)(火野正平)の孫で、弟子だったのだ。
そこへ、近くの川で死体が発見されたと温泉組合長の石原(大河内浩)が駆け込んできて・・・。
<脚本>櫻井武晴(「相棒」「科捜研の女」「ATARU」etc.)
<演出>堤幸彦(映画「20世紀少年」「SPEC」「TRICK」「スターマン・この星の恋」etc.)
<主題歌>女は抱かれて鮎になる/坂本冬美
<出演>向井理、木村文乃、佐藤二朗、火野正平、宅麻伸etc.
<第1話ゲスト>片平なぎさ、菅原大吉、大河内浩etc.
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この小ネタにギャグと、遊び心満載度ぶりには、好みが分かれそうですが、
櫻井武晴の正統派ミステリーの脚本に、堤幸彦が、培ったノウハウな映像遊びをのせた化学反応は、まるでティストが、「TRICK」そっくりで、懐かしい気分にさえなりました。
“絶対舌感”を持ち、幻の芸者。ミヤビを探す、朝永 蘭丸(向井 理)と、ひょんなことから知り合った流浪の古物骨董屋・甕棺墓 光(木村文乃)が新境地。
正体不明の宮沢 寛治(佐藤二朗)が、ほどよい中和剤と彼もまたユーモア担当で、面白いトリオでした。
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偽物のホタル。
偽物の温泉。
第壱話『殺しは蛍が見ていた』ネタバレです。
るるぶ栃木 宇都宮 那須 日光'15 (国内シリーズ)ジェイティビィパブリッシング by G-Tools
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この初回の,ホタル生態の場面は,私が監修しました。番組最後の字幕に,「ホタル生態協力 生物科学研究所 井口豊」と出てきます。
外来種ホタル問題を扱っていますが,モデルは辰野町で,Yahoo!知恵ノートの私の記述が参考にされました。
長野県辰野のホタル再考: 観光用の移入蛍で絶滅した地元蛍 松尾峡ほたる祭りの背景にあるもの
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n43312
私の研究室ブログにも書きました。
ドラマ神の舌を持つ男・殺しは蛍が見ていた,辰野町がモデル
http://laboratoryofbiology.blogspot.jp/2016/07/tbs-kaminoshita.html
ドラマ自体はフィクションですが,外来種ホタル問題は,番組製作者と私の間で,何度もやり取りがあり,ほぼ事実に沿っています。ブログにも書きましたが,ドラマ中盤で,バックに出てくる研究資料(ポスター類)も,非常に良く勉強されて掲示されました。あまりに専門的な質問が多くて,びっくりしました。
投稿: 井口豊(生物科学研究所) | 2016年7月11日 (月) 21時06分
>井口豊(生物科学研究所)さんへ
コメント、ありがとうございます。
お返事、遅くなってしまって、すみません。
>この初回の,ホタル生態の場面は,私が監修しました。番組最後の字幕に,「ホタル生態協力 生物科学研究所 井口豊」と出てきます。
それはすごいですね♪(^^)
>外来種ホタル問題を扱っていますが,モデルは辰野町で,Yahoo!知恵ノートの私の記述が参考にされました。
>長野県辰野のホタル再考: 観光用の移入蛍で絶滅した地元蛍 松尾峡ほたる祭りの背景にあるもの
> http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n43312
>私の研究室ブログにも書きました。
>
>ドラマ神の舌を持つ男・殺しは蛍が見ていた,辰野町がモデル
> http://laboratoryofbiology.blogspot.jp/2016/07/tbs-kaminoshita.html
リンク、ありがとうございます(^^)
>ドラマ自体はフィクションですが,外来種ホタル問題は,番組製作者と私の間で,何度もやり取りがあり,ほぼ事実に沿っています。ブログにも書きましたが,ドラマ中盤で,バックに出てくる研究資料(ポスター類)も,非常に良く勉強されて掲示されました。
本当に、こういう問題、あったんですね(^^)
背景は、そういうようにしっかり研究されていたようですが、肝心のドラマはイマイチでした(汗)
ただ、外来種ホタル問題の関係者の方にとっては、テレビドラマで話題になり、皆にこういう問題があることを知って貰えて、良かったでしょうね(^^)
投稿: ショコラ | 2016年7月17日 (日) 19時30分