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2017年10月 6日 (金)

ノーベル文学賞、日系のカズオ・イシグロ氏受賞。綾瀬はるかさんも祝福♪

今年のノーベル文学賞、長崎県生まれの英国人小説家、カズオ・イシグロさん(62歳)が選ばれたそうです。
今年も村上春樹さん、ダメだったのか、カズオ・イシグロさんって全然知らないと思ったら…
民放のニュースで綾瀬はるかさんのドラマが出てきて、連ドラ「わたしを離さないで」の原作者だったと分かりました。
小説は2005年発表ですが、綾瀬さんの連ドラは2016年です。
私も小説発表時の2005年に読んだら、きっと衝撃的だったかも?
臓器提供するために生まれてきたクローン人間達の話で、あの暗くて重いドラマの原作者かと、一気に身近になった感じ(^^;)
平均視聴率6.8%で、視聴率は取れませんでしたが、テーマ性のあるいい作品だと思います(^^)
受賞を受けて、あの連ドラも再放送するかもしれませんね?(^^)
低視聴率で叩かれたのに、急に、いい作品に主演した事になって、綾瀬さんもついてますね♪

Wiki​によると、イシグロさんは、1954年、長崎県長崎市で生まれましたが、5歳の時、父の仕事の関係で、一家で英国へ移住。それ以来、ずっとイギリスに住んでいるようで、日本語はあまり話せないようです(^^;)
1982年、英国在住の長崎女性の回想を描いた処女作『女たちの遠い夏』(日本語版はのち『遠い山なみの光』と改題。原題:A Pale View of Hills)で、王立文学協会賞を受賞し、9か国語に翻訳されました。同年にイギリスに帰化。1986年、英国女性と結婚しました。
1989年、第3作めの「日の名残り」で、世界的に権威ある文学賞の一つである英国ブッカー賞を受賞。英米合作で、アンソニー・ホプキンス主演で映画化されました。
「わたしを離さないで」も2005年のブッカー賞の最終候補に選ばれ、映画化、舞台化、ドラマ化されました。
最新作は、2015年の「忘れられた巨人」で、英国、米国で同時出版。
アーサー王の死後の世界で、老夫婦が息子に会うための旅をファンタジーの要素を含んで書かれているそうです。
ノーベル賞の受賞理由は「壮大な感情の力を持った小説を通し、世界と結びついているという、我々の幻想的感覚に隠された深淵を暴いた(who, in novels of great emotional force, has uncovered the abyss beneath our illusory sense of connection with the world)」とのこと。
よく分かりませんが、おめでとうございます(^^)

【参考ニュース】
<ノーベル文学賞>カズオ・イシグロさん 長崎出身の日系人
スウェーデン・アカデミーは5日、2017年のノーベル文学賞を長崎県出身の日系英国人で作家のカズオ・イシグロさん(62)に授与すると発表した。授賞理由は「偉大な感情の力をもつ小説で、我々の世界とのつながりの感覚が不確かなものでしかないという、底知れない淵を明らかにした」などとした。イシグロさんはロンドンで会見し「世界が不安定な状況の中で、小さな形でも平和に貢献できればうれしい」と語った。授賞式は12月10日にストックホルムで行われ、賞金900万スウェーデンクローナ(約1億2400万円)が贈られる。
1954年、日本人を両親として長崎で生まれた。5歳の時、海洋学者の父が英国政府に招かれたのを機に家族で渡英。ケント大卒業後、ミュージシャンを目指した時期もあった。イースト・アングリア大大学院の創作学科に進み、批評家で作家のマルカム・ブラッドベリの指導を受け、小説を書き始めた。
 82年、被爆後の荒廃した長崎で結婚した女性を主人公にした「遠い山なみの光」で長編デビュー、王立文学協会賞を受賞。この年、英国籍を取得した。86年には、長崎を連想させる架空の町を舞台にした第2作「浮世の画家」でウィットブレッド賞を受賞し、若くして才能を開花させた。
 日本を題材とする作品には、幼いころ過ごした長崎の情景や小津安二郎、成瀬巳喜男ら50年代の日本映画から作り上げた独特の日本像が反映されているといわれる。
 89年、老執事が語り手となった「日の名残り」が英語圏最高の文学賞とされるブッカー賞を受賞。35歳の若さで英国を代表する作家となった。その後も、音楽家が体験した悪夢のような日々を実験的に書いた「充たされざる者」や、20~30年代のロンドンと上海を舞台にした「わたしたちが孤児だったころ」を発表。2005年刊行の「わたしを離さないで」は、臓器提供者となるべく育てられたクローンたちの不条理な生をつづり、映画・舞台化されて大きな話題を呼んだ。
 イシグロ作品の特徴は、登場人物が抱える「違和感」「むなしさ」といった感情を、現時点から過去を回想する形で描き出すことが多い。あやふやな記憶や思い込みを基に会話が重ねられ、読み進めるうちに人間の弱さや、互いの認知のずれが巧みに浮かび上がる。
 最新長編作の「忘れられた巨人」(15年)は、アーサー王の死後の世界で、息子に会うために出発した老夫婦の旅をファンタジーの要素を盛り込んで描いた。

 ◇世界の構築の仕方素晴らしい
 臓器提供のために生まれたクローン人間を描いた「わたしを離さないで」を原作とするドラマ(TBS)の脚本を手掛けた森下佳子さんの話 主観的な文体で、外からの視点ではなく、物語の中の世界に即した視点で最後までぶれずに描き切り、世界の構築の仕方が素晴らしかった。受賞は納得で、世界に認められた人の作品に関わることができ、とてもうれしい。
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<ノーベル文学賞>イシグロさん作品は宝物 綾瀬はるかさん
今年のノーベル文学賞に、カズオ・イシグロさん(62)が選ばれた。その作風は、世界はもとより現代の日本人の胸に深く響くものだ。
 イシグロさんの小説が原作のテレビドラマ「わたしを離さないで」(TBS)で主演した綾瀬はるかさんの話 ドラマで主人公を演じさせていただいた「わたしを離さないで」は私にとっても宝物です。撮影の前に東京、イギリスでお会いして主人公を演じるに当たりさまざまなお話をお聞かせいただいたことはとても思い出深く、心に残っています。私もドラマ化をきっかけにカズオ・イシグロさんの作品に触れましたが、この度の受賞を機会に、より多くのみなさんがイシグロさんの作品に触れられて、心に響くことを願っています。

◇蜷川さんも喜んでいる
 2014年に蜷川幸雄演出で舞台化された「わたしを離さないで」(さいたま芸術劇場)で脚本を手がけた倉持裕さんの話 この脚本の話をいただく前から大ファンでした。特にこの本は感動したので、舞台化ということで興奮しました。どの作品にも、取り返しのつかないもの、時間が不可逆なものであることが書かれていると感じてます。その切なさを自分が感じたままに舞台に乗せられないかと思いました。受賞は当然だと思いますし、本当にうれしいです。(亡くなった)蜷川さんも喜んでいると思います。

◇ドラマ化へ期待感
 TBSドラマ「わたしを離さないで」の渡瀬暁彦プロデューサーの話 カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞されたとのこと、本当におめでとうございます。“生まれてきた意味・生きる意味”を問いかけるこの作品を連続ドラマ化させていただくにあたり、「このテーマに真摯(しんし)に向き合いたい」とクランクイン前に主演の綾瀬はるかさんと一緒にロンドンのイシグロ氏を訪ねました。作品を生み出した成り立ちやキャラクターなどを次々と質問する綾瀬さんにイシグロ氏も熱く応え、ドラマ化への期待感をお話しくださいました。執筆で超多忙なイシグロ氏ですが、予定の時間を大幅に超えて4時間も対談したのを覚えています。


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